【難しくない食養生】「だるい」「疲れが抜けない」季節の変わり目の調整に最適なメニュー&食材とは
カラダあったか『お粥』で、食事メンテナンス
猛暑日が続き、無意識のうちに冷たいものを飲んだり、食べたりしていたと思います。冷えと聞くと冬のイメージがありますが、冷房や冷たい飲食物などが多い夏こそ、カラダは冷えやすいもの。冷房や冷たい物の摂り過ぎによるダメージは、秋の季節にまで引きずってしまっています。夏の疲れから胃腸の機能が低下してしまうので、“旬をいただくこと”と、"カラダをあたためる食事"をとって、カラダを冷やさない工夫をしたバランスのとれた食養生が大切です。
旬の食材は美味しく栄養が豊富なだけではなく、その季節のトラブルに対応した嬉しい働きがたくさん詰まっています。手軽に栄養補給しやすい、秋バテ対策には、やわらかく煮込んだ『お粥』にするのがオススメです。
旬の食材のさつまいもには、胃腸を整え、カラダを元気にする働きがあると考えられています。また、大根などの根菜類やキノコ、生姜やネギなどの身体を温める食材を上手に組み合わせるのもいいですね。お粥にすることで、消化吸収もしやすく、疲労回復にいい秋バテ対策にぴったりな一品です。
近年では、シャントウジャンと言われる台湾のお粥が人気ですね。豆乳やアーモンドミルクなどのヘルシーなプラントベースミルクにお酢を加えることで、トロっとした食感のスープのお粥になり、胃腸にも優しく、美味しくいただくとこができます。
手軽につくれて、心身ともにホッと癒してくれる養生ごはん。疲れにくいカラダ作りに役立ってくれますので、日々の食事に上手に取り入れて、秋を健やかにお過ごしください。
AUTHOR
佐藤 舞
豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。
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