【痩せる/痩せないは股関節の硬さで決まる?】下半身痩せしたい人が絶対やるべき「簡単ストレッチ」


太りやすい代表格の太ももやお尻。なかなか痩せない理由は筋肉の硬さによって股関節の可動域が狭いせいかもしれません。股関節そのものではなく、股関節を動かすお尻の筋肉をストレッチしてほぐしてみましょう!
痩せる、痩せないは股関節の硬さで決まる?
下半身で太りやすいパーツの代表格が、太ももやお尻。体の他の部分はほっそりしているのに、太ももやお尻は大きいままという人もいるかと思います。そんな人は、股関節の動きがスムーズかどうかを確認してみましょう。股関節を動かす筋肉はお尻や太ももに存在しており、そこが硬くなってしまうと下半身に脂肪が蓄積しやすくなります。
股関節を動かす筋肉は
股関節を動かす筋肉は、脚の付け根や骨盤内側にある腸腰筋、お尻にある大殿筋、中殿筋、小殿筋、深層外旋六筋、太ももの内側の内転筋群と、様々な筋肉が連動して働いています。特に、お尻にある殿筋群の働きが大きく影響しているため、お尻の筋肉が硬いと股関節の動きもスムーズにいかなくなります。

illustration /AC

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股関節を動きやすくする簡単お尻ストレッチ
股関節の動きをスムーズにさせるために、お尻にある筋肉群の硬さを解消しましょう!
1.お尻の筋膜をほぐす
お尻のやや外側にフォームローラー、もしくはテニスボールをあて、体を前後に動かして転がす。フォームローラーもテニスボールもなければ長めのフェイスタオルを用意し、真ん中で硬く結んだコブを作って代用してもOK。同じように前後に体を揺らしながらお尻をほぐす。片側約1分程度続ける。

お尻のやや外側にフォームローラー、もしくはテニスボールをあて、体を前後に動かして転がす。
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2.お尻の筋肉をストレッチする
四つん這いになり、片側の膝を手と手の間に出す。足先を横にずらし、背中は丸めず、骨盤を床の上におろす。そこからさらに深めたい場合は上半身をマットの上におろして前屈する。片側ずつ30秒ほどキープ。

四つん這いになり、片側の膝を手と手の間に出す。足先を横にずらし、背中は丸めず、骨盤を床の上におろす。そこからさらに深めたい場合は上半身をマットの上におろして前屈する。片側ずつ30秒ほどキープ。
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3.股関節の外旋筋をストレッチする
両膝立てて座った姿勢から、片足を反対の膝の外側へかける。その足で膝を倒すように股関節を内にひねり、お尻の深層にある股関節外旋筋群をストレッチする。片側ずつ30秒ほどキープ。

両膝立てて座った姿勢から、片足を反対の膝の外側へかける。その足で膝を倒すように股関節を内にひねり、お尻の深層にある股関節外旋筋群をストレッチする。片側ずつ30秒ほどキープ。
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AUTHOR

君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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