【自炊に飽きたら】気分を変えて料理を作る・食べるちょっとしたコツ4つ
巣ごもり生活の長期化で、自宅で食事をすることが増えた方は多いでしょう。自炊をするようになり、料理のレパートリーが増えたという声もよく耳にします。 が、しかし……。なかには、「おうちご飯にもそろそろ飽きてきた」なんていう方もいるのではないでしょうか?
巣ごもり生活の長期化によって、自宅で食事をする回数が増えた方も多いでしょう。料理をテイクアウトしたり、デリバリーサービスを利用したり、また“自炊”をする頻度がこれまでよりも高くなったり。
しかし、自炊に関しては、「レパートリーが増えた」「手際がよくなった」「栄養バランスを考えるようになった」などといったいい意見を耳にするのと同じくらい、「ちょっと飽きてきた」「面倒になってきた」なんて声もよく聞きます。
こんなとき、みなさんはどうしていますか?
今回は、レシピ連載を持つ筆者が取り入れている気分を変えて作る・食べるコツを4つ紹介していきたいと思います。
1:おにぎりは寝かせて余白を少なく
おにぎりは、ラップで包んだものをそのまま食べることが多いかもしれませんね。
もしくは、お皿に盛り付けるにしてもそのままポンと無造作に置いているのではないでしょうか? これだと、お皿に余白が多くなってどこか寂しい印象に。
それなら、おにぎりを寝かせて置いてみてはいかがでしょう。
存在感が出て、お皿の上が賑やかになりますよね。
これはおにぎりに限ったことではなく、料理をワンプレートに盛り付けるときに使えるワザです。お皿の余白を少なくすることで、見た目にも充実感のある食事を楽しめるでしょう。
2:彩りにこだわる
玄米に大豆食品、豆類、海藻類など。
どれも栄養豊富で、自炊の際に取り入れるのにはもってこいなのですが、せっかくなら彩りも添えて視覚からも楽しめるようにすると気分がガラリと変わるでしょう。
例えば……。
・玄米ご飯→赤や紫、黒が混じった雑穀ご飯に変える
・納豆→ブロッコリースプラウトやねぎ、大葉の緑、しらすの白を混ぜる
・豆類→カラフルな豆が彩りを添えるミックスビーンズを使う
・海藻→きのこや野菜、刺身などに添えて彩り+栄養をプラス
料理の色味が単色や似た色に偏らないように、食材選びをしてみるといいでしょう。
3:いろいろな万能調味料に挑戦してみる
「せっかく作ったのに、味がイマイチ」というのも、自炊から遠ざかってしまう理由のひとつですよね。
また、味付けに悩んだり、いつも同じような味になったりしてしまうこともあるでしょう。そこでオススメなのが、万能調味料です。
万能調味料はすでに味が仕上がっているため、よほど相性の悪い料理に使わない限り味付けで失敗することはないはず。さらには、かけたり混ぜたりするだけで、料理の幅が広がったり、時短になったりもするので重宝するでしょう。
最近では、昔からなじみのある万能調味料だけではなく、変わり種、海外のもの、無添加のものなどいろいろと販売されているので、お気に入りを見つけるのも楽しいのでは?
4:料理に取りかかりやすいように、下準備をしておく
料理を作るときの“下準備”が面倒だという方は、直前ではなく余裕をもって済ませておくといいでしょう。
野菜はカット・下茹でをして冷凍庫で保存したり、泥が付いているものは洗っておくだけでもひと手間減って、スムーズに料理に取りかかることができます。
自宅での調理に苦戦しがちな生魚は、鮮魚売り場でワタ取りや開き、切り身へと料理に合わせて下準備してくれたりもするので、プロに頼るのもひとつの手ですよ(※ 店舗にもよるため、要確認)。
食材のほかにも、日頃からキッチンまわりをきれいに整えておくことも大切。
いざ料理をしようと思ったときに、流しに残っている大量の洗い物からスタートしたり、必要な道具がどこにあるのかわからなくなったりすることがないようにしたいものです。
自炊は体調管理にも大いに役立ってくれるので、これからも続けたいことのひとつなのではないでしょうか。
そのためにも飽きや面倒くささに悩まされることなく、料理を楽しめたらいいですよね。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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