「昔からの友達」と話が合わなくなった…そう感じた時に知っておきたい4つのヒント|臨床心理士が解説

 「昔からの友達」と話が合わなくなった…そう感じた時に知っておきたい4つのヒント|臨床心理士が解説
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南 舞
南 舞
2021-07-08

ライフステージが枝分かれしていく20代後半から30代は、これまでの友人と「話が合わなくなった感じがする」「どう付き合っていったらいいのか分からない」と感じる人も多いようです。そんな時の対処法を臨床心理士がお話しします。

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仲が良かったはずなのに

学生時代、あるいは社会人になってから仲良くなった友達。当時は何でも話せて、一緒にいて楽しいことばかりだったに、結婚や出産を経てから、「あれ?話が合わない」「どう話したらいいんだろう」そんなふうに戸惑い、せっかく会っても心から楽しめないという経験、ありませんか?筆者がカウンセリングを行う中でも、そうした声をよく聞くことがあります。例えば、

・出産した友人のSNSが子供だらけになってしまって、なんか複雑

・私以外、全員出産し子育て中の友人とのグループチャットでは、常に育児についての話題が飛び交い、その中に入れない

・独身の友人のSNSを見ていると、旅行に行って、美味しいものを食べに行き、欲しいものを買って充実している様子を見ると、「自分って何なんだろう」と思う

・バリバリ働く友人や、家庭を持って幸せそうな友人。そういった友人たちの姿を見ていると「どちらでもない自分は何?」って思って落ち込む

など。特に最近では、SNSで他者と気軽につながれるようになったことで、相手の暮らしぶりや価値観が常に目に入る環境にあります。そのために「私と状況が違う」「あの子変わっちゃった」などと感じやすくなっているのかもしれません。

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