「知らないうちに疲れてしまう…」 HSPな私の、SNSとの付き合い方
「繊細さん」ことHSPの人はいろんな情報を深く捉えて処理する傾向があります。今や誰もが当たり前のように使うSNSは、HSPさんにとっては時に脳と心を疲弊させる原因に。そんな時に考えたい「SNSとの付き合い方」について。
本当に楽しい?SNSの落とし穴
今やたくさんのSNSを使いこなすのが当たり前な時代。膨大な情報が溢れ、どれを信じて良いかわからないほどです。
また、匿名でたくさんの人と繋がれることは、メリットもありますが、誹謗中傷コメントなどで深く傷付くことも少なくありません。
私もひと通りのSNSを利用してきましたが、結局今登録しているものは1つだけです。いつしかSNSに支配されている自分に気付き、思い切って「SNS断ち」をしました。
SNSは「見なきゃいけないもの」という思い込み
以前の私は、1日の中でSNSに費やす時間が大半を占める程、SNSをチェックしていました。いつでも最新の発信を把握していないと不安になってしまうのです。
だからと言って、それらの情報をどんなにインプットしても、何も響かない、何も残らない。何も満たされない。完全にSNS依存状態です。
「見なきゃいけない」「取り残される」
そんな謎の強迫観念を捨てられませんでした。
「1日10分から」スマホを触らない時間を作る
とはいえ、気付いたら見てしまうSNS。
いきなり「もうやめる!」と言って全部見ないようにすると、余計に気になってしまうものです。そこで、1日10分、スマホから離れる時間を作って、本を読んだりストレッチしたり、ヨガをしたりする時間を作りました。
インプットよりもアウトプットを意識
SNSを見過ぎて情報過多になった脳は、自分が思う以上に疲弊しています。
せっかく有益な情報なのに、見ただけではもったいない。どんなに些細な情報でも、アウトプットを意識すると、自分の中で情報をうまく処理できる場合があります。
例えば、その日に得たSNSでの情報を自分なりに噛み砕いて日記やブログに残すだけでも、思考が整理されて、脳の疲弊が少なく感じます。どんなに有益な情報も、「ただ見るだけ」では無益になってしまいます。
なんか疲れる…それはきっと脳からのサイン
HSPさんは情報過多になりがちで、無意識のうちに脳を駆使しています。そうすると、眼精疲労、肩こり、頭痛など、身体にも変化が現れ始めるだけでなく、SNS特有の依存性から、精神的にも負担が大きくなりがちです。
SNSとうまく付き合うために「なんか疲れるな…」と感じたら、スマホを置いて、自分と向き合う時間を作りたいですね。
AUTHOR
miyaco
HSP系整理収納アドバイザー(整理収納アドバイザー1級保有)。片付けと出会ったことで、数年に及ぶ"汚部屋"生活から卒業。「部屋と向き合うことは自分と向き合うこと」ということに気づき、整理収納アドバイザーに。自身がHSP気質であることから、HSP向けの整理収納アドバイスを行うほか、SNSでも発信。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く