【気になる】インスタグラムで見かける「ヨガをする人が燃やしている木や草」あれは一体、何?
ヨギーのインスタグラムなどで、何かを焚いている様子を見かけたことはありませんか?あれは何のためにやっているのか、そして一体何を焚いているのか、ご説明します!
ナチュラルな暮らしをしている人が燃やしているものの正体
ヨガインストラクターやヨガをしている人、ナチュラルなライフスタイルを実践している方のインスタグラムで、写真のように煙をモクモク部屋中に充満させている様子を見かけませんか?
特に満月や新月の日やヨガの前に焚いている姿がよく見受けられるのではないでしょうか。
この葉っぱは一体何なのでしょうか?
この葉っぱは【ホワイトセージ】というハーブです。
ホワイトセージは、アメリカのカリフォルニアからメキシコの西海岸にかけてのみ自生する、シソ科アキギリ族の植物。
昔から「聖なるハーブ」と呼ばれており、ホワイトセージを燃やした時にでる煙と香りにスピリチュアルな効果があると信じられてきました。
邪気を焼き払ったり、人や空間を浄化したりする効果、瞑想時の集中力を高めてくれるサポートをしてくれます。
香りは少し独特で、ヨモギや、柑橘系の皮の部分のような苦さもある香りですが、慣れるとリラックスできる、心地のいい香りです。
また、セージではなく、こんな木を燃やしている姿を見かけることがあると思います。
これは【パロサント】というもの。木の種類です。
パロサントもまたセージ同様、昔から「聖なる木」と呼ばれていました。古代インカ帝国のシャーマンが火を点けると立ち昇る甘く芳ばしい煙は、悪霊を追い払うとされており、現代にもそれが伝承されています。良い精霊を招き入れるので「幸福の木」とも呼ばれています。
香りは木のウッディな香りの中にバニラの様な甘い香りが心身ともに落ち着かせてくれます。
なんのために燃やしているの?
ホワイトセージやパロサントを燃やしている理由は「浄化」するため。
煙で浄化する方法を「スマッジング」と言います。
ネイティブアメリカンの間では1000年以上前から行われていて、彼らにとってスマッジングは神聖な儀式を成功させるために必要不可欠なもの。
現代では、空間はもちろん、人や物などを浄化し、気の流れをよくするために行います。
ヨガをする人は要らないものを浄化し、瞑想に集中しやすくする効果もあるのでみなさん取り入れられているのも理由の1つだと思います。
またスタジオなどたくさん人が集まる場所はそれだけいろんな気が混じりやすいので、定期的に浄化することでその場所を心地の良いものにリセットしてくれます。
どんな時に行うのが良い?
もちろん、ルールは特にありません!いつでもご自身が浄化したいと思う時に行って大丈夫です。例えば、
・落ち込んでいる時
・体が重い時
・最近ついてないと思う時
こんな時に行うと、気の流れが変わって気分が切り替わるかもしれません。
おすすめは、新月・満月の夜に使用すること。
新月の日は浄化力が強まり、満月の時は吸収力が高まりやすいので、要らないものを浄化し、良いものを引き寄せるのにぴったりです。
新月・満月のお願いごとを考えながらスマッジングの時間を作るのはとても良い習慣になるのではないでしょうか?
また、ヨガレッスン前、練習前にするのもおすすめ!より集中しやすくなります。
引っ越し・結婚祝いのギフトにもおすすめ!
海外ではハーブやお花、天然石と合わせた華やかなスマッジバンドルを結婚や出産、引っ越し、開業などのお祝い事の贈り物の定番となっています。
飾っておくだけでオシャレですし、ほんのりセージやパロサントの香りが漂い、幸運を引き寄せてくれます。
ちなみに私は魔除けのために、ポーチにパロサントを入れています。ぜひお試しください!
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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