「Grown not Flown」ハワイのオーガニックファームから拡がる地産地消の動き
Grown not Flown〜ハワイの地産地消
「地産地消」は英語で "local production for local consumtion"(地元で生産された生産物を地元で消費)とも言えますが、私が見たことがあるのは "Grown not Flown" (飛行機で輸送されたものではなく、ここで育ったもの)という表現。
ハワイはご存知のように、太平洋のど真ん中に浮かぶ、世界中で最も孤立した島。観光以外の地域産業がほとんどないため、ありとあらゆるものが輸送されてきます。「ハワイは物価高」として悪名高いのはこれが一つ大きな理由です。地産地消がそれを少しでも解消してくれることが期待されています。
カフマナ・オーガニック・ファーム
オアフの西側ルアルアレイ渓谷にあるカフマナ・オーガニック・ファームは、1974年創業の50エーカー超えを誇る農場で、地域の人との繋がりを作り、ホリスティック(全体的)な意味で、心・体・精神の健康をコミュニティに届けることを目標としています。
このオーガニック・ファームでは農家の人だけでなく、ソーシャルワーカー、起業家などが働いていますが、さらにはホームレスから社会復帰を目指している人たち、障碍を持つ人も雇用することで社会福祉にも貢献しています。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
AUTHOR
寺岡早織
2003年からヨガを始め、その後ピラティスを始める。2010年BASIピラティスインストラクター資格(マット、マシン)を取得し、ピラティス指導を開始。結婚を機に2013年ハワイに移住し、その後もピラティス指導を続ける。2015年よりハワイでの日本人向けRYT200の解剖学講師を務める。2018年よりヨガ・ピラティスインストラクターに特化したプロフィール写真のカメラマンとしても活動を開始。趣味は絵を描くこと。 Instagram (ピラティスアカウント):@saori_pilates、Instagram(ハワイ写真アカウント):@saori_hi_photography
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