周りが気になる、意見が言えないetc.普段から生きづらさを感じるあなたに贈る4つのこと
友人や恋人との他愛ない会話の中で、普段から自分の意見が言えていますか?自分の意見を言えず『つらい』『どうしよう』と考えているあなたに、臨床心理士である筆者がアドバイスします。
周りを気にしてしまうのは、〇〇かも?
「自分よりも周りのことが気になって仕方がない」「自分の意見があっても、ぐっと飲み込んでしまう」などによって、漠然と生きづらさを感じていませんか?そういった思いを抱えている場合、アダルトチルドレンと呼ばれる状態にあるのかもしれません。アダルトチルドレンとは、子ども時代に親との関係の中で心の傷を背負って育ってきた人のことを指します。親との関係の中で傷つきになる体験としては、依存症・嗜癖障害(アルコール・薬物・セックス・ギャンブル・ワーカホリック など)の親の元で育つこと、機能不全家族(親や保護者が偏った考え方・性格を持ち、それに基づいた育て方やしつけによって、家庭が子供にとって安全な場所として機能していないこと)の元で育つことなどが挙げられます。アダルトチルドレンの影響が出てくるのは思春期以降で、知らないうちにため込んだ感情が抱え切れなくなり、自分自身も依存症になる、怒りや攻撃性を爆発させて問題行動を起こしてしまう、人生の選択などあらゆる場面で違和感を持ってしまう、職場、友人、恋人などの人間関係が築きづらいなど、人によって後遺症の影響は様々なのです。
アダルトチルドレンにまつわる間違いとは?
親のせいだからどうにもならない?
答えはNOです。確かに家庭環境が与える影響は大きいですが、人生はあなたのもの。親と同じになる必要はなく、親と同じ道に進まないよう選択することはできます。
アダルトチルドレンは治せる?
アダルトチルドレンとは、自己認識の概念で、医療的な治療の対象にはなりません。しかし、生きづらさを軽くするためのアプローチはあります。
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