それって本当に自己投資?お金が貯まる人と貯まらない人の習慣の違いを考える
「節約しているつもりなのに中々貯まらない…」「コロナ禍で今後の経済活動に不安が…」など、お金に関する悩みを抱えている人も少なくないかもしれません。「お金が貯まる人=収入が多い人」と思いがち。けれど、実際は年収300万円で貯蓄1,000万円の人もたくさんいて、年収1,000万円なのに貯蓄ゼロという方も少なくありません。ちょっとした習慣を見直すことで、お金が溜まりやすくなるんですよ。
お金が貯まる人の習慣とは
1. 安いよりもちょっと良いものを選ぶ
「なんとなくお金を使っている」という「ラテマネー」が習慣化している人は、お金が貯まらない傾向に。ラテマネーとは、1回あたりの金額は少ないけれど、日々何気なく使っているお金のこと。アメリカのファイナンシャルアドバイザーであるデヴィッド・バック氏の著書に出てくる言葉です。
例えば、特に用もないのにコンビニに寄って買うつもりのなかったお菓子を買ってしまったり、コーヒーが好きだからと行って毎日通勤途中にあるコーヒーショップ立ち寄ってしまったり…贅沢な買い物ではないけれど、塵も積もれば山となる。それを週に数回、もしくは毎日繰り返していくことで徐々に支出は増えていきますよね。
何となく使ってしまう傾向にある人は何を買ってしまいがちなのか分析して見て下さい。コーヒーを毎日外で飲むという方であれば、自分でランクの高い豆を使ったコーヒーを淹れるようにしてみたり、コンビニスイーツを買ってしまう方だったら、オーガニックナッツやドライフルーツを持ち歩くようにしてみたりするのがおすすめです。ポイントは「ちょっと良いもの」を選ぶこと。
ラテマネーは手軽に買えるから何気なく使ってしまう傾向があります。ちょっと良いものを選ぶことで、買うという行動の頻度を下げることができます。ちょっと良いものの方が満足感もあり、体にも優しいですしね。
2. 目玉商品を求めて買い物に行きすぎない
1円でも安いものを求めてスーパーのはしごしたり、「目玉商品」をゲットするためにスーパーをめぐる。節約に役立つようにも見えますが、これって実はお金が貯まらない習慣にもなりかねないんです。
スーパーは買わせるプロフェッショナル。あの手この手を使って商品を魅力的にします。目玉商品の横に、別の目玉商品を見つけてしまったり、会計で列に並んでいる際何気なく目に入ってきたものをかごにいれてしまったり…買う予定のなかったものまで買ってしまうなんて羽目に…
買い物で節約効果が高いのは、スーパーに行く頻度を減らすこと。また滞在時間をできるだけ短くするのもおすすめです。具体的には、買い物メモを作り、メモしたモノ以外は買わないとルール付けすること。また、買い物は何でも揃うスーパーマーケットではなく、農家やファーマーズマーケットでするものおすすめです。
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