執着しているうちは幸せになれない?執着を手放すためにできる5つのこと
執着を手放すためにできる5つのこと
1.自分の中の苦しみ、辛さ、悲しさに気付く
執着していると、その原因が自分の中のネガティブな感情にあることをなかなか気付きにくいですが、まずは自分の根本的な感情について知ることで、なぜ自分が執着してしまうのかが分かるはずです。そして自分は本当はどうしたいのか、自分が一番満たされると感じるのはどういう時なのかが理解できるでしょう。執着の種となる根本的な問題を取り除くには、まずこの気付きが必要です。
2.今の自分を認める
自分の容姿や体型を過度に気にしたり、成績の悪い自分が許せなかったりなど「自分はこんなはずじゃない」、「自分はもっとこうあるべきだ」という発想にとらわれ過ぎては自分自身を窮屈にし、かえって生き辛くさせてしまいます。努力は続けながら、たとえ思うような結果が出なくても、それを受け入れられる心の広さが必要です。そのためにも理想の自分しか受け入れないのではなく、今の不完全な自分、努力し続ける自分も認めるようにしてみましょう。
3.欲求のままに動かない
執着を手放すためには欲に支配されないことも重要です。自分の持つ欲求について、客観的にとらえてみるようにしましょう。その欲求によって自分が苦しんでいなかったか、相手との関係がぎくしゃくしなかったか、無駄なことはなかったかが見えてきます。欲求をコントロールできるようになると人間関係もスムーズになり、時間やお金の浪費もなくなって心も軽くなります。
4.人、物に感謝と誠意をもって接する
人への執着は、その相手を自分の思い通りにしたいという願望や思惑が潜んでいたり、相手のことを信じられなかったりすることで起こります。相手のことを想っているようで、実際は相手を尊重できていないといえます。自分はこれまで本当に相手を尊重できていたのかを考え直してみましょう。物に対しても感謝の気持ちを持ち、大切に扱うという意識が芽生えればムダな買い物は避けるようになり、必要以上に物を手にする行動はなくなります。
5.足るを知る
足る(たる)を知るとは、今すでに自分には必要なものが足りているのを知るということです。「足るを知る者は富む」という言葉もあるくらい、物質的、精神的な豊かさを実感するためには、自分の身の丈や自分の限界もしっかり認識できるかどうかが大切。それが分かると目的のために苦しみ続けたり、必要以上に時間やお金を使うこともなくなります。そして、自分の限界が分かれば自分の強みや弱みも把握できるので、目標達成のための最善策や近道も考えられるようになるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?執着をしない生活ができれば、もっと日々の幸せを実感できるはずです。そのためにも自分自身についてもっと興味深く観察し、自分のことも相手のことも尊重していきましょう。執着を手放し、満ち足りた人生を送れるといいですね。
ライター/君嶋瑠里
ヨガインストラクター(RYT200)/F-Rピラティスインストラクター(BI) 日常に活かせるヨガ、健康的な体づくりのためのピラティスをテーマに実践中。ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ、スポーツクラブ、公共施設にてヨガやピラティス指導のかたわら、現在ストレッチトレーナーを目指して勉強中。Instagram:ruripirarucu
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