執着しているうちは幸せになれない?執着を手放すためにできる5つのこと

 執着しているうちは幸せになれない?執着を手放すためにできる5つのこと
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君嶋瑠里
君嶋瑠里
2020-07-06
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美しさへの執着

もう十分細身の体型なのにそれでも満足できず過度なダイエットをし続ける人や、生まれ持った自分の目鼻立ちが気に入らず、整形手術を受けて顔の形を変えてしまう人など「もっと美しくなりたい」という気持ちが執着に変わってしまうケースがあります。他者からみれば本人が気にするほど太ってもいないし目鼻立ちが悪いわけでもないのに、自分の目で見る自分の姿が醜く映っているように思えてしまい、ありのままの自分を受け入れられなくなってしまいます。

栄光への執着

学年で一番の成績でいたい、社内でトップの業績を上げたい、試合で優勝したい…など、未来の栄光に執着するケース。もちろんこの気持ちがなければ自分を高みに導くことは不可能ですし、夢に向かって努力することは大切です。しかし、これも度が過ぎてしまうと思うようにいかない自分にイライラしたり、ひどく落ち込んだり、不安に襲われたりなど、栄光を掴んだ自分しか受け入れられないような心の状態を引き起こしてしまいます。

なぜ執着が生じるのか?3つの要因

1.自己肯定感の低さ

自分に自信がなかったり、今ある自分の価値を見つけられないような自己肯定感の低さが、もっと自分の価値を他人に認めさせたい、もっと愛されたい、というような発想となりやがて執着へとつながっていきます。美醜や栄光に対する執着だけでなく、物に対する執着でも、高価なものを使用しないでただとっておくという行動はいわば「自分にはもったいない」という、自分の価値よりも物の価値のほうが高いと感じてしまっているからです。物自体に価値を見出すよりもそれを使いこなせる自分に価値を感じられるといいですね。

2.生活の余裕のなさ

経済的な余裕のなさは、物に対する執着が生まれるきっかけになりやすいです。過去に物がないことで困惑したような経験があると、物が自分の手元にあることで安心できるという心の状態を作り出します。たとえ生活に困窮しなくなったとしても物への執着が残ってしまう場合も。

3.過去の悲しみ

他者から認めてもらえなかった経験、恋人が自分から離れてしまった経験、物がなく辛い思いをした経験などは年月が経っても自分の心の奥底にネガティブなものとして残りやすいです。同じ苦しみをもう二度と味わいたくはないと、それを回避しようとする行動が執着に変わってしまいます。

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