執着しているうちは幸せになれない?執着を手放すためにできる5つのこと

 執着しているうちは幸せになれない?執着を手放すためにできる5つのこと
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君嶋瑠里
君嶋瑠里
2020-07-06

手放せない、離れたくない、捨てられない…。あなたは今、こんなふうに思っていることはありますか?そしてそれによってどこか苦しいと感じてはいないでしょうか?今の苦しい状況から抜け出し、幸せを実感しながら生きるためには今ある「執着」を手放せるかが鍵となります。ではどのようにして今ある執着を手放せられるのか、その方法について紹介します。

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物への執着

人は誰もが大切にしている物を持っています。しかし、自分では大切にしていると思っていても、客観的に見たらただの執着であるというケースは多いです。特に、手にした物をなかなか手放せないという人は物への執着心が強い傾向に。例えば服を手放せない人はこんなことを考えてはいないでしょうか?

1.お気に入りだから着られなくても捨てられない
2.高価なものだから普段使いできない
3.いつか必要な時が来ると思うから残しておきたい
4.思い出があるから捨てられない
5.まだまだ着られるから捨てる必要はない

服に対し色んな想いが詰まっていますが、それが過ぎてしまうとあなたのクローゼットの中は「執着」でいっぱいになってしまいます。そして、シーズン毎にまた新たな物に惹かれ手にしたくなるでしょう。そうなるとすでにいっぱいのクローゼットのわずかな隙間を見つけては押し込み、ストレスを感じながらも再びかき分けて取り出すというとても窮屈で苦しい思いをしてしまいます。あなたの部屋の物はいかがですか?

人への執着

人への執着が生まれやすいパターンで多いのが親子関係や恋人関係です。いつまでも子どものことが気がかりで干渉し過ぎたり、束縛してしまったり。恋人関係においてもパートナーに対して束縛したり、フラれた相手をいつまでも引きずっていたり、別れた相手にすがりついてしまったり…。人間関係で執着してしまう心理にはどんなものがあるでしょうか?

1.相手に何かあったらと思うと心配で離れられない
2.この人と一緒が当たり前の日常を失いたくない
3.自分の望みを相手にたくしたい
4.自分しか相手を支えられる人はいない
5.この人以上の恋人はもう二度と自分の前には現れない

人への執着は物とは違い、簡単に割り切って考えることが難しい問題でもあります。物のように目に見えてわかるものではないため、自分が執着していることに気づきにくく、自分たちの生活を苦しいものにしてしまいます。あれこれ子どもに干渉し過ぎる親は、歳をとっても子どものことに多くの時間を割き続け、子どもも親に依存していつまでたっても自立できません。恋人関係では、前の恋人を忘れられずにいたら次にいい人と出会うチャンスを逃すかもしれませんし、たとえ次の恋愛ができたとしても過去を引きずっていたら今の恋人としっかり向き合うことができずにまた別れてしまうことになるかもしれません。

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