ママが気軽に参加できるオンラインレッスン作り5つのポイント
自粛生活中、子どもと一緒に家にこもり切りのママは、自分時間ゼロ…。運動不足で体も重く、ストレスはすでにMAX!そんなママにこそ、ヨガをしてもらいたいと思っているインストラクターの方は多いはずです。けれど「子どもが騒いだら申し訳ない…」「せっかく参加しても集中できない」と参加を迷っているママも多いはず。ママ達に、より気軽にオンラインレッスンに参加してもらうための5つのポイントをご紹介します。
1.短時間のミニレッスンを用意する
子どもは1時間も黙っていてくれません。60分のレッスンしか用意していないと、ママにとっては敷居が高く感じてしまいます。例えばテレビの子ども番組ひとつ分(15分~)くらいのミニレッスンなら、子どもがお気に入りの番組に見入っている間に、ママは1人でリフレッシュすることができます。
また短時間なら、テレビに子守をさせている…というママの罪悪感も少なくて済むでしょう。
2.セクシーすぎるウェアに要注意
ヨガウェアは動きやすいよう体にフィットしたものが多いですが、ママ向けのヨガレッスンをするならウェアにも注意が必要。画面に映る生徒さんを見ようと屈みこんだら、インストラクターの胸の谷間がアップで映し出された…なんてことも!お子さんが一緒に見ている可能性も大いにありますから、女性のインストラクターでしたら胸の谷間が見えないトップスを選ぶなどの配慮をすると、ママも安心です。
3.音声や映像のオン/オフを案内する
ヨガはしたいけれど、家の中や自分のすっぴんを画面に映したくないから…とオンラインレッスンを敬遠しているママもいます。まずは画面に映らない方法があることを伝えてあげましょう。
instagramのライブ配信によるレッスン
インストラクターの姿と声だけがリアルタイムで配信されます。生徒側は画面に映らず、音声も完全にオフ。これならママは見た目や周りを気にすることなく気軽に参加できますね。ウィークポイントとしては、生徒さんのポーズを確認できないこと。生徒さんから質問がある場合コメント欄に打ち込んでもらう形になりますので、レッスン中も時々コメントを確認しコミュニケーションをとりましょう。
Zoomを使ったレッスン
映像や音声のオン/オフを自由に選択できるのが特徴です。生徒さんが、家や自分を映したくない時は映像をオフに。またZoomにはバーチャル背景という機能があります。そもそもの背景が緑一色でないとあまり綺麗には映らないのですが、ユーモアが欲しい時にお試しください(笑)もしも子どもが騒ぎ出しても、音声をミュートにすれば他の生徒さんに迷惑をかけることもありません。
4.効果がわかりやすいポーズを選ぶ
子どもに気を取られていたり、ストレスを感じている時は、繊細な体の感覚は感じ取りにくいもの。まずは「体に効いてる!」と効果がはっきりわかりやすいポーズをチョイスしてみましょう。子どもがママから離れない時は、子どもを抱っこして椅子のポーズ、子どもを背中にのせてプランクポーズなど、負荷をかけてより効果的にするチャンスです!子どもが落ちて怪我をしたりしないように、リスクに対する声がけを忘れないでください。
5.動画を保存しておく
レッスン中、子どもが泣き出したり、トイレに連れていったり…何度もレッスンから離れないといけなくなると、ママはがっかり。そんな時の為に、インストラクターがレッスンを録画しておき一定期間視聴できるように設定するのも喜ばれるでしょう。参加されている方の名前や個人的な情報も含まれることがありますから、不手際でネット上に公開したりすることのないよう取り扱いには十分注意しましょう。
ママの元気が家族を笑顔に!
この自粛生活でママが心を病んでしまったら、家族みんなの笑顔が消えてしまいます。インストラクターの皆さん、ぜひ世界中のママへヨガを届けていきましょう!
ライター/のぐちかなこ専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義(RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。Instagram:@kaacyan123
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く