臭う、湿ってるetc.「使うのちょっと待った!」な"汚マット"ができるまで
外出自粛期間中、“自宅”でヨガや運動を取り入れるようにしている、またはこれまで以上に力を入れるようになったという人は多いでしょう。動きやすい服装と、ヨガマットさえあれば準備はOKです。ですが、ちょっと待ってください! ウェアは着用後に洗濯しますよね? では、ヨガマットは?ほとんどの人がお手入れをせずに部屋の片隅にポンと置き去りにしているのではないでしょうか。もしかしたらそれ、“汚マット”になっているかもしれませんよ。
ヨガマットが「汚マット」になる取り扱い例&対処法
自宅でのヨガ・運動時に使用されるヨガマット。使用頻度が高くなればなるほど劣化も早まります。その第一段階とも言えるのが、“汚れ”。目に見える明らかな汚れもありますが、そうでない汚れもあるので、「私のヨガマットは大丈夫!」ではないかもしれませんよ。そんな“汚(よごれ)マット”になってしまう原因には、次のような取り扱い方が挙げられます。
(1)表面に付着した汗や汚れを拭き取らない
気温や運動強度にもよりますが、体を動かすことで多少なりとも汗をかくでしょう。したたり落ちる汗はもちろんですが、汗が染み込んだウエアでヨガマットに体を触れさせたり、あずけたりすることでも汚れは蓄積していきます。
ヨガスタジオでは、インストラクターもしくは生徒さん自身がレッスン終了後のヨガマットを抗菌スプレーやティッシュなどできれいに拭いたりして清潔を保っているところが多いと思うのですが「自宅で自分しか使わないヨガマット」に対してはどうでしょう。「特に気にしたことはない」という人が多いかもしれませんね。
汗や皮脂、汚れが付着したままでは、雑菌が繁殖したり、ニオイがするようになったり、素材によっては変色や使用感の悪さの原因になったりすることもあるのでヨガマットは使用毎にササッと表面を拭くようにすることをオススメします。
(2)使用後、すぐに丸める
ヨガマットの表面をきれいに拭いたら、邪魔になるからとクルクル丸めたり、折りたたんだりしていつもの定位置へ。確かに表面はキレイになったかもしれませんが、ヨガマットの内部はまだ湿気たままです。それをそのまま丸めて部屋の隅に置いておいては、雑菌の温床になってしまうかも。
それに、次に使うときにジトッとしていたらテンションも下がってしまいますよね。表面をキレイにしたらすぐに丸めず、乾燥させてあげることもお忘れなく。
(3)風通しが悪い場所に置く
ヨガマットを広げ乾燥させようと思っても適さない場所があります。それは……?
・風通しが悪い場所
・直射日光が当たる場所
可能であれば屋外の物干し竿にかけておきたいのですが、風通しが悪いと乾きにくいですし、直射日光が当たると劣化・色落ちしてしまうこともあるので注意しましょう。
日陰で風通しがよい場所が見つからない場合は室内干しでもOK。椅子にかけておいたり、それも難しいようなら広げて置いておくだけでもすぐにしまってしまうよりはいいです。
(4)毎日同じヨガマットを使用する
ところでみなさん、ヨガマットは何枚お持ちですか?
一枚もしくは、屋外用にもう一枚? という人が多いかもしれませんね。もちろん一枚でも十分です。……が、使用頻度が高いのであれば、二枚をローテーションで使ってあげるとしっかり乾燥させられたり、劣化のペースを遅らせたりすることができるでしょう。
衛生面だけではなく、厚さや素材、色、デザインが違ったものを持っておくと、レッスンの内容や気分によって使い分けもできて自宅での運動がより有意義なものになるかも。
ここでお伝えしたのは一般的な注意点とお手入れ法です。素材によって異るので、購入時に説明書を確認しておきましょう。
汚れたヨガマットを使うことで肌トラブルやその他の不調などを引き起こすことがないように、清潔を保ちたいものです。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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