ストレスで心を蝕まれないために|日常でできる簡単マインドフルネス実践法

 ストレスで心を蝕まれないために|日常でできる簡単マインドフルネス実践法
photo by contrastwerkstatt/Adobe Stock
君嶋瑠里
君嶋瑠里
2020-04-26
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ストレスにならないための2つの発想の転換

負の感情に支配されないためには、ふっと沸いてきたネガティブな感情をそのまま受け取るのではなく、意識的に少しでも良いように考え方を変えてみると心にも変化が現れます。特に、他者に対してネガティブな感情が起こりやすい場合、以下の2つを実践してみましょう。

1.他者にも苦しみがあることを理解する

思うようにならない状況に、イライラを他の人にぶつけてしまったという人ももしかしたらいるかもしれません。特に在宅期間の長い今はストレスの矛先が身近な家族に向けられてしまう場合も…。イライラし続けたり、やるせない気持ちになってしまったら、まずは一度深い呼吸をして心を落ち着かせます。そして「自分もこの人も苦しいのは同じ」と心の中でつぶやいてみます。意識的に思うことによって心のありようも変わっていきます。

2.当たり前だった日常や出来事に改めて感謝してみる

まさに今、当たり前に思っていたはずの物事がそうでなくなっています。以前はいつでも手に入れることができた品物が売り場からなくなり、一生懸命取り組んでいた仕事が急に出来なくなり…。今の状況は、これまで当たり前のように思っていたものが実は全く当たり前のものではなかったのだと気づくきっかけにもなりました。自分が必要とした時に品物を手に入れられたのは、絶え間なくそれを作って提供してくれた人がいたからであり、また自分が毎日元気に働きに行けたのは、提供するものを必要としてくれた人の存在があったから。これまで日常が不自由なく送れていたことに感謝してみましょう。日々がかけがえのないものに感じられると、不必要に負の感情に流されにくくなります。

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