緊張・モヤモヤ・不安を一掃!誰でもできる「イメージ呼吸法」とは
硬さは心にも原因が!? 体は脳が持つイメージの影響を受けやすく、ネガティブなイメージを持つと強張ってしまいます。ご紹介するメソッド「イメージ呼吸法」は、ポジティブなイメージを持つことで体を思い描く方向へ導き、さらに呼吸を組み合わせて効果を高めるというもの。今回は緊張・モヤモヤ・不安を一掃する方法!
1.はじめてのスタジオでの「緊張」による硬さをとく
緊張すると体内のエネルギーが上昇しやすくなります。そのときの体を観察すると、地に足がつかず下半身はふわふわとして、逆に上半身は緊張し首や肩がこわばっているはず。そんなときは、上昇したエネルギーを下げるイメージ呼吸を行うと緊張を手放せます。
やり方
安楽座になり軽く目を閉じる。上昇したエネルギーを頭頂から吸い込み、次に吐く息で首、背骨、尾骨を通ってエネルギーをゆっくり下降させるイメージで呼吸する。(5呼吸)
2.新しいポーズに挑戦するときの「不安」による硬さをとく
ポーズができなかったら恥ずかしい。そんな不安にかられたら、ポーズ前に自分が安心できる場所を思い浮かべるイメージ呼吸で心を落ち着かせ不安を払拭。マイナス感情に支配されたときは、反対のプラス感情を思い浮かべるとストレスが軽減。
やり方
安楽座になり軽く目を閉じる。自宅のソファや緑豊かな公園など、リラックスできる場所をイメージする。鼻呼吸でその場所に流れる心地いいエネルギーを吸い込み、不安を吐き出す。(5呼吸)
3.イヤなことがあった日の「モヤモヤ」による硬さをとく
まず、胸、お腹、頭など体全体に注意深く意識を巡らせ、つかみどころのないモヤモヤという感情が体のどの部分にあると感じるかを観察して。その在りかが特定したら、そこからモヤモヤの塊を吸い込み、口から吐き出すイメージ呼吸を行います。
やり方
安楽座になり、目は開けていてOK。モヤモヤのある場所を探して意識を向ける。お腹にモヤモヤの塊があればお腹から息を吸い入れ、その塊を口から吐く息で体の外へ。(5呼吸)
教えてくれたのは...鈴木伸枝先生
ヨガインストラクター。鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオRelease Space主宰。レッスンでは自分で心身をベストコンディションに導く「自己調整力を引き出すヨガ」を伝えている。指導者養成講師、イベント出演など多方面で活躍。
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