朝するヨガは何がイイ?ドクターに聞いた朝ヨガのメリット

 ドクターに聞いた、朝ヨガで得られるメリットとは
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朝するヨガは、どんなメリットをもたらすの? ドクターであり、ヨガインストラクターとしても活躍する石井正則先生にお話を伺いました。

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朝ヨガは自律神経の働きを整え一日の効率を上げる

ヨガが自律神経を整えるのに効果的、という話を聞いたことがある人は多いかもしれません。実は人間の体のほとんどの細胞には体内時計があり、朝は起きて活動し、夜は休むというサイクルに合ったリズムを生まれ持っています。朝起きたとき、自律神経は副交感神経が優位な状態にあってまだ寝ています。体を活動的にするために徐々に交感神経のスイッチが入っていくのですが、これを手っ取り早くオンにする一番の刺激が軽めの有酸素運動、ずばり朝ヨガなのです。交感神経が優位になると、「ACTH」という作業効率や記憶力をよくするホルモンが分泌されます。これは朝は働きが悪いのですが、体を動かすことでどんどん出がよくなるので、出勤前に軽い運動をすることは、これから仕事に向かう人にとってとても有益なのです。中でもヨガは交感神経を刺激するだけでなく、深い呼吸と最後のシャヴァーサナで副交感神経とのバランスをとることもできます。自律神経全体を整え、体を正しい生活リズムに合わせられる朝ヨガは、医学的にとてもおすすめできる活動のひとつです。

ドクターに聞いた、朝ヨガで得られるメリットとは
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教えてくれたのは…石井正則先生

JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科主任部長。現職の医師であり、ヨガインストラクターとしても活動。様々なヨガイベントやテレビ、ラジオなどでも活躍中。

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Text by Nozomi Wachi Rie Nakajima
yoga Journal日本版Vol.37掲載



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