ほめるのは有効?人を育てるピグマリオン効果とは

 ほめるのは有効?人を育てるピグマリオン効果とは
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南 舞
南 舞
2019-09-20

あなたは褒めて育てるタイプ?それとも叱って育てるタイプ?「どっちが正しいのかな…」そんな疑問を持っていませんか?この記事では、心理学的に褒めるのか叱るのか、どちらが有効なのかをお伝えします。

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仕事先、子ども、パートナーとの関わりなど身近な関係の人といると、どうしても短所が気になったり、あるいは「成長してほしい!」という思いから、ついつい怒ったり厳しく接したりすることってありませんか?しかし、心理学的には【褒める】方が相手の成長を促すことに効果的ということが研究で明らかになっているのです。

【ほめる】にまつわる心理学とは?

アメリカの心理学者、ロバート・ローゼンタールは、教師と生徒を対象に、【教師の期待が生徒の成績にどのような影響を与えるか】という実験を行いました。

すると、教師に期待をかけられ褒められた生徒はモチベーションが向上し、期待通り、あるいはそれ以上の結果を残すことができました。このことは心理学的に【ピグマリオン効果】と言います。逆に、ネガティブな言葉をかけられ続けた生徒はモチベーションが低下し、いつまでも成績が上がりませんでした。このことを【ゴーレム効果】と言います。

最近は【褒めて育てると良い】という言葉をよく聞くと思いますが、まさにそのことを証明した実験なのです。

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