不機嫌になるのはなぜ?周りを困惑させ自分にイライラしてばかりのあなたが知っておくべき原因と解決策

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不機嫌になるのはなぜ?周りを困惑させ自分にイライラしてばかりのあなたが知っておくべき原因と解決策

櫻井麻美
櫻井麻美
2019-09-02

気に入らないことがあると、つい機嫌が悪くなる。周りに当たり散らしたり、自分にイライラしたり...結果的に、自己嫌悪に陥ることも。人はなぜ不機嫌になるのでしょうか?どのように対処すれば、自分の感情をコントロールできるでしょうか?ヨガ的思考で、不機嫌とさよならしましょう!

不機嫌になるのはなぜ?不機嫌な人の心理

みなさんはどんな時に不機嫌になりますか?自分が不機嫌になる時のことを考えてみましょう。

思い通りに物事が進まなかったとき

計画していた旅行が悪天候や不測の事態でキャンセルになってしまったり、電車がとまって立ち往生したり…予測不能の出来事が突如起こって思い通りに物事が進まずに不機嫌になるパターン。自分にはどうしようもできないことだから、この気持ちをどこにぶつけていいかもわからないので、悶々としてしまうことも。

誰かに嫌な態度をとられたとき

自分に対して嫌な言葉をかけてきたり、気に入らない態度をしていたりと、相手がきっかけで不機嫌になってしまうパターン。仕事場の仲間やパートナー、家族など身近な人に感じることもあれば、すれ違った人や見知らぬ人など遠い存在の人に感じることもあるでしょう。SNSなどで間接的に感じることもあるかもしれません。

自分のやりたいことがうまくいかなかったとき

一生懸命準備してきたことが失敗してしまったり、ミスをしてしまったりと自分に対して不機嫌になってしまうパターン。あれこれ過去の失敗なども引きずり出して悪循環に陥ってしまい、自己嫌悪につながってしまう場合も。

不機嫌は「環境」「他者」「自分」の大きく3つに分けて引き起こされることがわかりました。自分が不機嫌になってしまった時は、どんな原因があったのでしょうか?原因に合わせて、ヨガ的思考で対処してみましょう。

「不機嫌」を「ご機嫌」に!自分をコントロールするためのヨガ的思考

不機嫌になってしまうのは、「○○するべきだ」と勝手に思っていたことがそうならなかったときに起こり得ます。知らず知らずのうちに「私たちはこうなるはずだ」とか「こうであるべきだ」「今までこうだったからこうなるのが普通」と期待しています。その期待を裏切られてしまうことで、傷ついたり、悲しんだり、苦しんでしまうのです。つまり「○○するべき」という期待を手放せばいいのです。これは、まさにヨガ的思考です。

周りの環境が当たり前だと思っていませんか?

日常を過ごしている環境が当たり前にあると思っていませんか?快適な暮らし、スムーズな移動、清潔な環境は決して当たり前のものではありません。今ある恵まれた環境が貴重であることを、まず理解しましょう。反対に自分の不遇を受け入れるのが難しい場合もあるかもしれません。私たちにはどうしようもできないことも、なかにはあります。手が及ばないことについて、ずっと苦しみ続けることと、それを受け入れ進んでいくこと、どちらの方が快適でしょうか?不機嫌になることで状況がよくなるわけではありません。コントロールできないことについて、いい意味で「諦める」ことも時には必要です。

相手に期待しすぎていませんか?

相手に対してこうしてほしい、こうあってほしいと期待しすぎていませんか?特に身近な人であればあるほどその思いは強くなりがちです。いつでも自分に都合よく相手がふるまってくれるとは限りません。相手はあなたの言いなりになる奴隷ではありませんから、相手を思い通りに動かそうと思うのはやめましょう。反対に言えば、自分だって誰かの思い通りに動く必要はないということです。それぞれを尊重し、受け入れましょう。自分が誰かに気に入られなければいけない理由はありません。誰かを無理やり好きでいようとする必要もありません。馬が合わなければ、距離を置けばいい、ただそれだけのことです。

理想の自分を追い求めすぎていませんか?

理想を追い求めすぎることで、現実とのギャップに苦しむことも多々あります。その理想は自分で作り出すこともあれば、誰かに押し付けられているものもあるでしょう。まずは現実をしっかりと見つめましょう。自分の能力や適性、思っていることなどをありのままに受け止めます。そして自分に課していた理想が本当に必要なものかどうか、じっくりと考えてみましょう。

まずは、自分が持っている知らず知らずの「期待」に気づきましょう。そして、それを少しずつ手放す練習をしてみましょう。でも、急に手放す必要はありません。私たちは必要だと思うから手放さずに持っているのです。それが本当に必要かどうか、一つ一つ考えてみましょう。必要ではない、と思えたのならば、それらは勝手に手放されていきます。それが「気づき」でもあるのです。気づきがあることで、今まで必死にしがみついていたものに振り回されていた自分を、徐々にコントロールすることができるようになるでしょう。

相手が不機嫌だったときの対処法

自分は自分でコントロールできますが、相手は相手自身にしかどうしようもありません。ですから、相手を不機嫌から救い出すのは残念ながらできません。その人自身が今まで述べてきたようなことを理解し、実践するほかないのです。

ひとつできることは、その人の不機嫌で自分を不機嫌にしないことです。相手を自分の望み通りに動かそうとしないこと。身近な人になればなるほど難しいですが、相手の問題を自分の問題として抱えすぎないことも、大切なことです。

まとめ

感情がわき起こるのは、人間として当然のこと。それ自体は悪いことではありません。ですが、不機嫌による振る舞いや行動で自分や相手を傷つけてしまうのは望ましくありません。色々な原因で思い通りに物事が進まなかったときに、なぜ不機嫌になってしまうのか、背景にある期待をまずは探してみましょう。繰り返しているうちに自分の思考のクセを見つけることもできるかもしれません。自分をより理解することで、自分をコントロールし、快適な毎日を過ごしましょう!

ライター/櫻井麻美
大学在学中に世界一周し、卒業後は日本各地に住み込みで働く。既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を抱き、自分の生き方について考え始める。20歳の時にヨガに出会い、その後ヴェーダンタに触れ、共感。自身でも学びを続けながら様々な場所でヨガを伝えている。

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