ヨガ指導者の資格を取りたいと思ったら「準備するべきマネープラン」
「ヨガが大好き!」「ヨガに救われた」「私もいつかインストラクターになりたいなぁ」と思ったら、まず不安になるのがお金。特に会社員からヨガインストラクターな独立する場合は、色々と準備が必要です。資格取得前から、仕事を始めた後までのマネープランとは?
しっかり計画を立てることが大切
ヨガインストラクターの資格を取りたい!と思っても、何からしていいかわからないし、不安も多いでしょう。特に、今の収入はどうなる? 養成講座はいくらくらい必要?といったマネープランは、なかなか教えてくれる人もいないし不安です。特に会社員からフリーランスのヨガインストラクターになる場合は、しっかりと計画を立てて行動していきましょう!
養成講座費用の相場は?
まず1番に気になるのは、ヨガインストラクターになるためにいくら必要か?ですよね。ヨガインストラクターの養成講座は、スタジオが独自で講座内容を作るため、スタジオによって値段が異なります。(TOEICテストのように、どこでいつ受けても料金は一律、というわけではありません)。養成講座の受講費用の相場は、30万円〜60万円(ライター調べ)ですが、まずはご自身の通おうと思っているスタジオの料金を調べることから始めましょう。
働き方とお金
ヨガインストラクターは、複数のスタジオにレッスンを持って働くフリーランスと、1つのヨガスタジオで社員になる働き方とがあります。社員の場合も、契約社員なのか正社員なのかは、スタジオ次第です。フリーランスは、厚生年金がなくなる、クレジットカードが作りづらいなど、保障が会社員時代と変わる心配がある一方、頑張れば働いた分だけお給料を上げることができるというメリットもあります。社員として活躍するのであれば、社会保障は会社員時代と変わらず安心ですが、一方でやりたいレッスンが選べない、ヨガレッスン以外の事務作業も任されるなど、会社員時代と変わらない!と感じてしまうことも。自分がハッピーになる働き方とお給料の額も考慮して、自分がどう働きたいか? をしっかりと決めて進んでいきましょう。
将来的なマネープラン
会社員からフリーランスになりたい!という人が特に気をつけたいのは、家を買うなどのローン。フリーランスは会社員と比べてローンが組みづらい、利息が高いなど、不利になることもあります。将来的に家を買いたい、車が必要など、ローンを組むことも考えているのであれば、いつどのように組むか?をシミュレーションしてから今勤めている会社の退職時期を考えることも大切です。
貯蓄も大切!
ヨガインストラクターに限らず、一般的にフリーランスとして独立する時は、最低限の生活費の半年から1年分の貯蓄をもっておくことが推奨されています。フリーランスは時間が自由である反面、ケガや病気で仕事ができなければ、お給料はゼロ。いざという時のための備えもしておきましょう。
ヨガインストラクターの仕事はやりがいがある!
大好きなヨガを伝えて、ありがとう!と感謝してもらえて、人に幸せを届けられて。ヨガインストラクターはとっても素晴らしい仕事です。だからこそ、しっかりとマネープランを作り、将来への不安がない形でスタートを切っていきましょう!
ライター/伊藤香奈
ハワイで全米ヨガアライアンス200時間を取得後、新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成、輩出する。2017年に、ヨガインストラクター向けビジネスセミナーの講師、ヨガインストラクター、ヨガライターとして独立。https://www.facebook.com/kana.ito.14
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