【かぶ】工夫次第で1か月長持ち!かぶの保存方法と栄養を活かす組み合わせ食材を管理栄養士が解説

 【かぶ】工夫次第で1か月長持ち!かぶの保存方法と栄養を活かす組み合わせ食材を管理栄養士が解説

実は根より栄養豊富なかぶの葉。緑黄色野菜に分類され、ビタミンCやビタミンB1,B2,βカロテン、カルシウムなど豊富な栄養が含まれています。根には消化酵素ジアスターゼが含まれていて、でんぷんの分解を助け、胃酸をコントロールして胃もたれや胸やけを防ぎます。年末年始で胃腸が疲れるこの時期にはぴったりの野菜ですね。今回は、そんな根も葉も栄養豊富なかぶを丸ごと食べつくす方法をご紹介します。

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かぶの選び方

かぶ
AdobeStock

・根から茎がまっすぐ伸びているもの
・根にはりがあり、傷のないもの
・ひげ根が少ないもの
・葉は濃い緑色で、みずみずしいもの

かぶの保存方法

葉と実をつけたままにすると、葉が実の水分を奪ってしまうので、買ってきたらまず葉を切り落とします。

葉・・・湿らせたキッチンペーパーや新聞に包み、ビニール袋に入れて冷蔵保存をします。3~4日で使い切りましょう。葉をよく洗い、3㎝ぐらいにざく切りにして保存袋に入れて冷凍保存することも可能。1ヵ月ほどは保存できますよ。

かぶの葉
写真AC

根・・・葉を切り落とした根はビニール袋に入れて冷蔵保存します。皮を剥いてくし形や薄切りにして保存袋に入れて冷凍すれば1ヵ月保存可能です。

かぶ 薄切り
写真AC

かぶの栄養を活かす組み合わせ

かぶ+豚肉

豚肉のヘム鉄はかぶのビタミンCと一緒に摂ることで吸収率がアップし、貧血予防や体力アップに!かぶは根も葉も食べやすい大きさに切り、薄切りの豚肉と炒めたり、だしで炊いて片栗粉でとろみをつけて煮物にするのもおすすめです!

かぶ+たこ

たこのビタミンEとかぶのビタミンCは組み合わせることで抗酸化力がアップします。老化を防ぎ美肌に繋がります。また、たこのタウリンとかぶの食物繊維の組み合わせは肝機能を高めてくれます。年末年始のお酒を飲む機会が増えるこの時期にぴったりですね。ゆでだこは薄切り、かぶの根は薄切り、葉は細かく刻み、お好みのドレッシングでマリネがおすすめ。粒マスタード、レモン汁、塩コショウの味付けもおすすめです。

かぶの葉の美味しい食べ方

かぶの葉だけで食べる時は、浅漬けや炒め物、お味噌汁の具がおすすめです。あくがなく苦みもないので下茹でせずに使えて便利です。また柔らかいのですぐ火が通るため、刻んで冷凍しておいて、ねぎの代わりにさっと散らすこともできて実はとっても使いやすいんです。抗酸化力や免疫力アップにぜひかぶの葉は捨てずに食べくださいね!

かぶ浅漬け
写真AC
かぶマリネ
写真AC

【参考】

食品データベース(かぶ 皮つき 生)

食品データベース(かぶ 葉 生)

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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