【脚の付け根を伸ばすだけで下半身が変わる!】脚むくみ・冷え・重だるさ…その場でできる鼠蹊部伸ばし


デスクワークや長距離運転などによって、座っている姿勢が長時間続く人におすすめのストレッチをご紹介します。座っている姿勢で縮まりがちな鼠蹊部周辺の筋肉をストレッチすることで、下半身のさまざまな不調の改善に期待できます。
現代人は鼠蹊部周辺の筋肉が硬くなりがち
鼠蹊部とは、脚の付け根前側辺りのことを指します。鼠蹊部周辺にはリンパ管や動脈、静脈などが密集していて、座っている姿勢が長時間続くとこの鼠蹊部に圧がかかった状態となり、体液の巡りを悪くする原因となります。そのため、午後になると脚がパンパンにむくんでしまったり、足先に冷えを感じたりします。
また、座り姿勢が続くと鼠蹊部周辺の筋肉は常に緊張状態となるため、股関節が動かしにくくなる原因にも繋がります。そんな縮まりがちな鼠蹊部を伸ばして開くストレッチを加えることで、血流を良くし、不要な水分や老廃物の流れを促します。

鼠蹊部をストレッチすることで得られる効果
鼠蹊部をストレッチすると、うれしい効果がたくさんあります。
・身体の巡りが良くなる
・股関節の柔軟性が上がる
・歩行時などに脚が動かしやすくなる
・骨盤が正しい位置にサポートされる
・姿勢の改善につながる
鼠蹊部ストレッチがおすすめな人
・日常的に座っている時間が長い
・下半身のむくみや冷えが気になる
・股関節が動かしにくいと感じる
・前腿が張っている
・脚を組む癖がある
下半身のお悩みすっきり!鼠蹊部ストレッチ
今回は座りっぱなしなどによるちょっとした不調におすすめなストレッチをご紹介しています。鼠蹊部に痛みや慢性的な違和感があるという場合は、何かしらの病気や怪我がある可能性も考えられるため、速やかに医療機関にご相談ください。
①両膝立ちになり、右脚を一歩前へ出し足裏を床につきます。

②右脚の両サイドへ両手を下ろし床につき、左膝を持ち上げます。
③右膝の角度を90度に保ちながら、左脚の付け根が伸びるところまで後ろに引きます。
④伸ばした左膝を床へ下ろし、足の甲を寝かせます。両手の指を立てて胸を前に開きながら、左脚の付け根が伸びるのを感じましょう。

※手を下へついた状態で胸を開くのが難しい場合は、両手を右の前腿に乗せた状態で行ってもOKです。
動画で動きを確認したい方はこちら
【10分】足を軽くする!股関節の錆び取りストレッチ
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