垂れ尻、ぺたんこ尻、四角尻……【平泳ぎのような動きでヒップアップ】腰痛解消にもなる尻トレ2選
年齢とともに変化を感じやすい身体の部位のひとつが「お尻」ですよね。気が付くと前よりボリュームダウンしていたり全体的に垂れてきていたり、パンツやスカートのラインがイマイチ決まらなくなった…なんて思うことはありませんか?お尻を鍛えるとスタイルアップはもちろん、さまざまな不調の改善にも期待できます。今回は寝ながらできる尻トレをご紹介します。
お尻を鍛えるメリットとは?
歩いたり、姿勢を保ったり、股関節まわりのサポートに欠かせないのがお尻まわりの筋肉(殿筋)です。日常生活を送る上で無意識のうちに働きやすい筋肉ではありますが、座っている時間が長かったり歩く頻度が減ったりすると衰えやすい筋肉でもあります。この筋肉が衰えてくると、お尻が垂れてくるだけでなく、猫背や反り腰などの姿勢不良、骨盤がゆがんで下半身太りにつながるなど、見た目にも大きな影響を与えます。
お尻を鍛えるメリット
・スタイルアップ
・O脚改善(美脚効果)
・腰痛の予防や緩和
・血流改善
・冷え性改善(代謝アップ)
ヨガをする人にもお尻の筋肉は大切
ヨガをする上で下半身の筋肉の安定性は重要です。特に大殿筋は、身体を直立させたり股関節を伸展させる働きがあります。ヨガやストレッチでお尻まわりをほぐしつつ、より有効に筋肉が働くよう強化しておきましょう。
寝たままできる尻トレ2選
今回はうつ伏せでおこなうお尻のトレーニングを2つご紹介します。トレーニングの注意点としては、腹筋にも力を入れて腰に負担が掛かりすぎないよう注意することと、お尻の筋肉を意識して動かすことです。
かかとタッチ
1.うつ伏せになり、脚はマット幅程度に開く。股関節から脚を外側に開きつま先を外側に向ける。
2.下腹部を引き込み、お尻の上部に意識しながらかかとを床から浮かせる。
3.息を吐きながらお尻をきゅっと締めてかかと同士を合わせ、吸いながらつま先を外に開く。
4.呼吸に合わせて10回程度繰り返す。
膝タッチ
1.うつ伏せになり、両脚を伸ばしたまま股関節から脚をねじりつま先を外に向け、かかと同士を合わせる。
2.かかとを合わせたまま膝を曲げ、膝を床から少し浮かせる。
3.息を吐きながら両膝を合わせる。この時、つま先は外向き、両かかとはくっついた状態を保つ。
4.息を吸いながら膝を開き、吐きながら閉じる動きを5~10回繰り返す。
【ポイント】膝を床から浮かせるときはお尻全体を使いましょう。また、膝を閉じるときにさらにお尻の筋肉を使っている感覚があればよいでしょう。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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