大人のO脚は自然には解消されない…→20秒やってみて!半腱様筋&半膜様筋に効かせるヨガエクサ
下半身が太く見える、外ももが張っている、腰痛がある、疲れやすい…実はこれらはO脚が原因の不調かも。残念ながら大人のO脚は自然には解消されません。今回はO脚のセルフチェックと20秒でO脚改善につながるセルフ整体ヨガをご紹介します。
あなたの脚はO脚?まずはO脚セルフチェック
下半身が太く見えたり外ももが張っている場合、O脚が原因のケースがあります。まずは以下の項目を確認してO脚セルフチェックをしてみましょう。
<セルフチェック>
1)両足のかかとと内くるぶしをつけて立つ
2)膝の内側の一番出っ張った骨を探す
3)見つかったら、間に指を入れて何本入るのかを確認する
この時、脚と脚の間に指が3本以上入る場合はO脚である可能性があります。
ひざの間が広がってしまう原因は?
もも裏にあるハムストリングスは主にひざを曲げるように働く3つの筋肉のグループです。そのうち、内側にあるのは半腱様筋(はんけんようきん)と半膜様筋(はんまくようきん)。この2つの筋肉は骨盤からひざ下の骨の内側に付着しているため、ひざを曲げた際にひざを内側に引き込む力があります。
逆を言えば、半腱様筋と半膜様筋が弱っていると、ひざが外側に引っ張られてしまうということです。これがO脚の原因につながります。そのため、O脚の改善には半腱様筋と半膜様筋の強化が有効なのです。O脚は自分の力では治せないと思っていませんか?実はそんなことはなく改善することはできます。
O脚は放置すると、変形性膝関節症など将来的に痛みや不調につながる可能性がありますので、O脚改善と疾患予防を併せて取り入れてみましょう!
O脚とさようなら!セルフ整体ヨガエクササイズ
今回はヨガの橋のポーズをアレンジして、半腱様筋と半膜様筋を強化するエクササイズを紹介します。
O脚は関節が捻じれてしまっている状態なので、血流やリンパの流れも悪くなり、体が疲れやすくなったり代謝が落ちたりする原因にもつながります。さらにはひざの痛みや変形につながる可能性も。少しの時間でできるセルフ整体ヨガで美しさと健康を手に入れましょう。
<やり方>
1)仰向けになり、ひざを立て、足幅は骨盤より広めにする
2)膝の内側同士を合わせる
3)息を吐きながら腰を床に近づける
4)息を吸いながらお尻を床から持ち上げ、上がり切ったところで5呼吸ほどキープ。この時、ひざの内側同士が離れないよう意識しながら、腰も反らないように注意しましょう。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
川村香織
ヨガ・ピラティスインストラクター。忙しい人でも手軽に自分を癒し、整えるための「セルフ整体メソッド」を考案。すきま時間や、ながらエクサで体がほぐれ、ボディメイクやパフォーマンスアップ効果があると定評。ベビー、キッズ、産前産後まで幅広い年代に「セルフ整体」を伝えている。
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