【嫌われる人の話し方】よくある「10の共通点」精神科医が指南
精神科で外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーに対してHSP気質に関する発信、書籍刊行など幅広い分野で活動する精神科医しょうさんが、HSPやメンタルヘルスに関する身近なギモンを解説。生きづらいをラクにするためのヒントを連載形式で紹介します。
こんにちは。精神科医しょうです。コミュニケーションは人間関係を築く上で非常に重要な要素です。会話を通じて共感や理解を深めることで、信頼関係や友情が育まれ、より良い人間関係を築いていく事ができますよね。しかし、話し方一つで相手に与える印象は大きく変わります。例えば上手な話し方は相手に好印象を与え、円滑なコミュニケーションを促進します。ですが逆に不適切な話し方は相手に不快感を与え、関係を悪化させる原因となることがあるんですね。では、具体的にどのような話し方が相手に不快感や嫌悪感を与えてしまうのでしょうか?共通点を10個まとめてみましたので、一緒にチェックしていきましょう。
「嫌われる人の話し方」よくある10の共通点
①否定的な態度や批判的な発言
常に否定的な意見を述べたり、他人の意見や行動を批判する話し方は、相手を不快にさせることがあります。
②自分の価値観を押し付ける
自分の価値観や考えを相手に強要する話し方は、相手に嫌がられることがあります。
③自己中心的な話し方
自分の話ばかりして相手の話を聞かない、あるいは相手の関心事に全く興味を示さない話し方です。
④過度な自慢
自分の成果や持ち物を必要以上に自慢する話し方は、相手に不快感を与えることがあります。
⑤話を遮る
相手が話している途中で話を遮ることは、相手に対して失礼であり、嫌われる原因となります。コミュニケーション時はつい「話す」という事に意識が向いてしまいがちです。しかし「聴く」のも同じぐらい重要な行動なんですね。
⑥無関心な態度
相手の話に対して興味を示さない、あるいは聞いていないような態度(例えば全く目を合わせない。相手が話しているのにスマホを触っている)このような態度は、相手に嫌われる話し方と言えるでしょう。
⑦無駄に複雑な言葉を使う
相手が理解できないような難解な言葉や専門用語を多用することで、相手に不快感を与えることがあります。わざわざ、難しい言葉を使って話す必要はないのです。
⑧不適切なユーモア
時と場合をわきまえないジョークや、不快なユーモアを使うことです。確かに、会話の中でユーモアは非常に大切な要素です。しかし時と場所を考えずに連発するのは問題ですよね。特に空気感を重要視する日本では、不適切なユーモアは特に嫌われる話し方とも言えるでしょう。
⑨過剰に否定的な自己評価
自分のことを過剰に卑下したり、ネガティブな自己評価ばかり話すことは、相手にとって重荷になることがあります。
⑩一方的なアドバイス
もちろん、アドバイスをしてあげる事は大切です。しかし相手が求めていないのに、一方的にアドバイスをする事で相手が嫌悪感を感じる場合もあります。
・まずは、しっかりと相手の話を聴いてそのうえでアドバイスをする
・相手からアドバイスを求められてからする。
このように、アドバイスをするタイミングは大切なんですね。
まとめ
これがよくある「嫌われる人の話し方」10個の共通点になります。最初にもお話しましたが、話し方1つで相手に与える印象が大きく変わってしまうんですね。そのため紹介した10個の共通点を意識することで、より良い人間関係を築く事ができるよう願っております。
AUTHOR
精神科医しょう
普段は精神科医として働きながら、InstagramやvoicyにてHSP気質に関する発信も行なってます。総フォロワー7万人以上の方々に対し、「他人軸ではなく自分軸で気楽に生きられる」をテーマに発信中。 自分軸になりたい方は是非、私の発信をのぞいてみてください♪ 書籍(https://www.amazon.co.jp/dp/4046060034)
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