【寝ながら20回】「便秘で下腹だけぽっこり」の人に◎便を押し出す筋力UP!腹筋トレーニング
便秘が原因で下腹がぽっこりしている場合、便を押し出すための筋力が必要になります。今回は腹筋の筋力があまり強くない女性や、腹筋のトレーニングが苦手という方でも取り入れやすいやり方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
便秘が原因の「下腹ぽっこり」は、押し出す力UPの腹筋運動でペタンコを目指す
ダイエット中に極端な食事制限をしていると、便の材料である食物繊維の量が減って便秘になり下腹だけぽっこりしたままということが起こりがちです。また、腹筋の力があまり強くない女性の場合、大腸のぜん動運動が低下して便が長いこと腸内に滞在する弛緩性便秘になりやすいという特徴もあります。
それだけではありません。この腹筋の力の弱さというのは内臓下垂の原因のひとつでもあり、腸のぜん動運動をさらに起こしにくくするケースもあるのです。
ダイエットを頑張っているのに下腹がぽっこりしている、そして便秘がちだという方は、食事内容の見直しと便を硬くしないための水分摂取、便を押し出す腹筋の力をつけるトレーニングがペタンコお腹への近道になるでしょう。ここでは、足を床につけたまま上半身を起こす通常の腹筋トレーニングとは反対に、上半身を寝かせたまま足を持ち上げる腹筋のトレーニングをご紹介していきます。
腹筋運動が苦手な方でも取り入れやすい動きなので、参考にしてみてください。
排便力を高める「寝ながら」腹筋トレーニング
<やり方>
1)仰向けになりひざを立てたら、恥骨を軽く突き上げて腰を床に近づけましょう。脚を揃えて、ひざの下にかかとがくるように姿勢を整えます。
ポイント:手をお腹の上に添えて、腰が反りすぎないように意識を向けると〇。
2)脚を床から持ち上げます。ひざは90度に曲げ、すねは床と水平にしましょう。
3)足の裏を床に下ろして1の姿勢に戻ったら、両ひざを外側に倒します。1~3の動きをゆっくり20回繰り返しましょう。
腹筋のトレーニングのほかに、ストレッチをすることでも腸が刺激されてぜん動運動が活発になります。便秘の予防・対策として適度な運動を習慣にすることは効果的なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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