【脚のむくみ・重だるさ】の原因は「ふくらはぎの筋力の低下」かも!脚をひっぱるだけストレッチ
「脚が重くてだるい」「脚の太さをどうにかしたい」という悩みをよく聞きます。原因は、もしかしたら「ふくらはぎの筋力の低下」かもしれません。硬くなったふくらはぎの筋肉をほぐし、むくみをスッキリさせるストレッチをご紹介します。
血液のめぐりに重要な「ふくらはぎ」の役割
血液は、酸素や栄養素を全身の細胞へと運ぶ「動脈」と、二酸化炭素や老廃物などを回収し心臓へと戻る「静脈」があります。下半身の場合、重力に逆らって血液を心臓に戻さないといけないので、筋肉によるポンプ作用が必要になります。その役割をしているのがふくらはぎです。
そのふくらはぎの筋力が低下すると、血流が滞り、余分な水分が血液中やリンパ管から染み出し、むくみの原因となってしまうのです。
生活に欠かせないふくらはぎの筋肉
歩く・走る・飛ぶなどの動作に欠かせないふくらはぎの筋肉は、下腿三頭筋(かたいさんとうきん)と呼ばれ、浅層の腓腹筋(ひふくきん)と深層のヒラメ筋から構成されています。どちらの筋肉も、下のほうでアキレス腱とつながっています。腰関節の伸展、膝関節の伸展、足関節の底屈などにも作用します。
脚のだるさ・むくみ改善ストレッチ
長時間の立ち姿勢や座り姿勢などで、ふくらはぎの筋肉を使わない状態が続くと、筋肉が硬くなってしまいます。今回は、そんな硬くなったふくらはぎの筋肉をほぐし、脚のむくみを改善するストレッチをご紹介します。寝ながら脚を上げることで、血の流れをよくしましょう。
①両ひざを立てて、仰向けに寝ます。
②右脚をまっすぐ伸ばし、両手でふくらはぎをつかみながら、胸の方に引き寄せます。右ひざとふくらはぎをしっかり伸ばしましょう。両手でふくらはぎがつかめない場合は、フェイスタイルを足の裏に引っ掛けて引き寄せてください。
③呼吸を続けながら30秒キープし、脚を入れ替えて反対側も同じように行ってください。
動画で確認をしたい方はこちら
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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