太ももが太いのは脂肪ではなく【張り】が原因かも!?ひと回り細い美脚が手に入る「腸腰筋ほぐし」

 太ももが太いのは脂肪ではなく【張り】が原因かも!?ひと回り細い美脚が手に入る「腸腰筋ほぐし」
AdobeStock

憧れのほっそり太ももの美脚。でも現実は、身体の使い方の癖で、ほっそりどころがぱんぱんに張っていることが多いパーツなんです。美脚への道は「張り改善」から! 頑張りすぎている太ももをゆるめるストレッチをご紹介します。

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脚の筋肉はバランスが大事

日常の姿勢や立ち方や歩き方の癖によって、脚の中でも「使いすぎている筋肉」と「衰えている筋肉」があります。つまり、ほっそり美脚を目指すなら「使いすぎの筋肉を緩め、衰えている筋肉を使う」ことが大事! バランスよく筋肉のついた脚を作ることができます。

歩き方で脚が太ってしまう

また日本人は下半身太りしやすいと言われていて、その原因のひとつに歩き方があげられます。インナーマッスル(腸腰筋)を使って歩く欧米人に対して、日本人は太ももの筋肉だけで脚をあげて歩く人が多いのが特徴。その歩き方が続くと身体のゆがみにつながって、下半身太りの要因になっていると考えられます。

腸腰筋をほぐすと美脚に近づく

腸腰筋とは、腰椎から太ももにかけてある筋肉で、脚を引き上げるときに使われたり、姿勢を安定させる役割を持つ股関節の奥にあるインナーマッスルです。

腸腰筋が衰えていると、骨盤が傾き前重心になり、太ももの前側が張りやすくなってしまいます。つまり前ももをほぐすと腸腰筋が使われやすい、ということに。

腸腰筋が使えるようになると、骨盤を正しい位置でキープできるようになるため、姿勢が整いやすくなっていきます。また身体が正しく使えるようになるので、前ももに余計な負担がかからず下半身痩せにつながるメリットもあります。

腸腰筋のイメージ
イラストAC

太もものはり改善ストレッチ

ストレッチとほぐしで太ももの張りを改善。継続することをおすすめします。産後ママさんは、お医者さんからの運動許可がおりてからチャレンジしてくださいね。

①膝立ちになり、片脚を前に出し足裏を床につけて踏み込む。

片脚を踏み込むイメージ
Photo by KanamiOkamoto

②お尻をキュッと引き締めて重心を前に移動。重心を軽く前後しながら10回繰り返す。脚を入れ替えて、反対側も同様に行う。

前後に動かすイメージ
Photo by KanamiOkamoto

③長座になって座り、片脚を後ろに曲げる。

④手でグーを作り、曲げた脚の太ももをゴリゴリほぐす。

手でほぐすイメージ
Photo by KanamiOkamoto

⑤余裕があれば、上半身を後ろに倒し、さらに太ももを伸ばす。脚を入れ替えて、反対側も同様に行う。

重心を後ろにかけるイメージ
Photo by KanamiOkamoto

動画を見ながらチャレンジ!

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AUTHOR

岡本かなみ

岡本かなみ

ニコタイムズ代表。「世界中の赤ちゃんとお母さんをハッピーにしたい!」という想いから「ベビトレヨガ」を考案。産後ママの心と体のサポートと、赤ちゃん子どもたちの脳トレや身体作りに必要な動きを取り入れた親子が楽しめるレッスンを行う。全国とオンラインでレッスンやセミナーを開催したり、子どもの姿勢づくりをテーマに保育士研修や保育大学での講座、ベビトレヨガのDVDをリリースするなど幅広く活動。Instagram:@kanamiokamoto



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