【40代50代に多い股関節のこわばり】痛みになる前に!ボールを使った「らくらく股関節ほぐし」
40代50代と女性ホルモンが低下してくると、関節周りがこわばってきます。痛みになる前に、じんわりとほぐしましょう。
40代を越えると股関節の固さが気になる人が増えてきます。今回は毎日コツコツ続けてほしい簡単股関節回しをご紹介! 使用するのは100円ショップなどで買えるビニールボール。股関節をほぐしながらお尻の筋肉も働きかけるので、ヒップアップ効果も感じられます!
股関節の動きをスムーズにする筋肉群
紹介するエクササイズで鍛えられるのは、臀筋と内転筋と腸腰筋の3つ。すべて股関節を中心に太腿を回し動かす動作に重要な筋肉群です。
臀筋
股関節の安定に関わる筋肉。
内転筋
脚を閉じる際に働き、脚が外側に広がるのを抑えたり、前後に出た脚をもとに戻す役割がある。
腸腰筋
股関節の関節包を包み込むように位置している筋肉。
ビニールボールを使って行う股関節回し
1、仰向けになり、右かかとをボールに乗せます。
2、股関節を大きく回しながら、膝を右回しにぐるりと回します。ぐるぐると10回繰り返しましょう。
3、左回しも同様に10回繰り返します。脚を入れ替えて反対側も行ってください。
【注意】
・股関節がゴリゴリとなったり、違和感を感じたら、かかりつけの整形外科や医療機関にご相談ください。
・40代から50代にかけては、ホルモンの減少により思わぬ関節の損傷が生じることがあります。股関節は痛みを感じにくい部分でもあるので、無理なく快適に行ってください。
・股関節症の方は特に医師や理学療法士の指示に従ってください。
・関節症になったとしても「動かない」ことはさらに関節周辺の筋肉を拘縮させることとなります。専門家の指導のもと、毎日ゆっくりと無理のない運動を行うことが大切です。
動画で確認したい場合はこちらから
AUTHOR
西川尚美
西川尚美 サンディエゴでヨガに出会う。現在オンラインクラスでブレスワーク、陰ヨガ、瞑想、指導者養成講座を開講している。インサイトヨガのサラパワーズ氏、陰ヨガ創始者ポール・グリリー氏に師事。マインドフルネス陰ヨガ指導者養成講座 開講中。YYTT500、全米アライアンス RYT500認定講師 、介護予防運動指導員 著書「朝ヨガ夜ヨガ」宝島社 DVD「陰ヨガ for beauty & healing」
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く