【驚愕ビフォーアフターを実感!】あぐらや合せきで膝がストンと床に近づく脳科学ストレッチ

 【驚愕ビフォーアフターを実感!】あぐらや合せきで膝がストンと床に近づく脳科学ストレッチ
photo by Yukari Takayama

あぐらや足裏を合わせて膝を開いたがっせきの姿勢で、膝が床からかなり浮いてしまいませんか?筋肉の性質を使用した脳科学ストレッチなら、即効性あり!すぐに膝がストンと開くようになりますよ。

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膝を開くのが苦手な人の特徴

内転筋群
photo by illustAC

あぐらになった時や足裏を合わせて膝を開くがっせきのポーズをすると膝が床からかなり浮いてしまう人は、内ももの筋肉が硬くなっている可能性があります。とは言え、内ももは日常生活ではあまり使わない部分で、使わないと筋肉が硬くなっていき、意識して動かさないとますます硬くなる一方です。

内ももを柔らかくしたい思って、やみくもにストレッチをするだけではなかなか柔軟性は上がりません。効率よくストレッチをしてすぐに結果を出すには、脳と筋肉の性質を使うのがオススメです。

PNFストレッチとは

PNFとはProprioceptive Neuromuscular Facilitation の略で、固有受容性神経筋促通法という意味です。PNFストレッチはリハビリ業界で行われている筋コンディショニングの手法で、脳の仕組みをうまく使ったストレッチ法であるため脳科学ストレッチとも言えます。

PNFストレッチでは、筋肉をぎゅっと強く縮めた後に一気に緩めるのですが、筋肉は縮めた後に緩みやすくなる性質があるため、一気に縮めることで脳の運動系の感覚センサーを刺激して短時間で柔軟性を上げることができます。脳にも筋肉にも刺激が入り、その人が本来持っている可動域を短時間で引き出すことができる仕組みです。

内ももPNFストレッチ

今回は、内ももの筋肉をPNFストレッチを用いて柔らかくしていきます。ストレッチをする際、内ももが硬く膝が床から遠く離れてしまう人は骨盤を立てて土台を安定させて座るのが難しいです。そこで、誰の家にもある壁を使います。壁に背中をつけて骨盤を立てた状態だと内ももを使いやすくなり、効果的にPNFストレッチを行えます。内ももにしっかり力が入る状態にできればすぐに変化が出ますよ。

<やり方>

内ももPNFストレッチ
photo by Yukari Takayama

1)壁に骨盤と背中をぴったりつけて足裏を合わせたがっせきの姿勢で座る

2)左手を左内ももに添えて、手と内ももで押し合って3カウントキープし、一気に力を抜く

3)この動作を3~5回繰り返し、反対側も同様に行う

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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AUTHOR

高山ゆかり

高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。



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