お腹の張りも体の重さも全部【便秘】のせい!寝る前1分でごっそり出る「簡単腸活ヨガ」

 お腹の張りも体の重さも全部【便秘】のせい!寝る前1分でごっそり出る「簡単腸活ヨガ」
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中村優希
中村優希
2024-02-09

多くの女性が抱えている「便秘」悩み。お通じが順調でないと、お腹が張ったり、体が重く感じたり、肌の調子が悪くなったりと、さまざまな不調につながります。今回は、たった1分でできて翌朝お通じがスッキリする「腸活ヨガ」をご紹介します。

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便秘になるメカニズム

私たちが食べたものは胃で消化され、小腸で5〜6時間かけて消化吸収を行い、水分を多く含んだドロドロの液状で大腸に運ばれます。大腸内では約10時間(1〜3日)ほどかけて、ゆっくりと水分が吸収されることで固形化。最終的に便の形になって肛門へ送られ排出されます。理想的な便の形は多少水分を含んだ、バナナ型が良いとされています。

しかし、便が長い期間大腸の中にあると、水分がどんどん吸収されてカチカチの状態になっていきます。便が硬くなるとコロコロとしたうさぎのウンチのような形になり、排出が大変になりそれが便秘につながるのです。

便秘を予防するためには、腸のぜんどう運動を活発にして排出の力を高めることが大切です。

腸腰筋が硬いと便秘の原因に

腸腰筋とは上半身と下半身をつなぐ筋肉です。 背骨の腰の辺りから始まる大腰筋と、骨盤の内側の上部から始まる腸骨筋が組み合わさっており、骨盤を通り抜けて太ももの内側についています。
腸をまたぐようについているため、腸腰筋は文字通り、腸と密接な関係のある筋肉と言えます。

腸の中でも一番便が詰まりやすい部分は、直腸につながる最後の曲がり角のS字結腸。このS字結腸は腸腰筋のすぐ内側に存在しているため、腸腰筋が硬くなると、便秘を引き起こす原因にもなると言われています。

腸腰筋
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便秘改善には腸腰筋を動かそう!

腸腰筋が硬くなりやすいのは、デスクワークなど座る姿勢が長い人や、運動不足の人。腸腰筋を意識的に動かしたり伸ばしたりすることで、便の詰まりやすいS字結腸が刺激され、便秘改善へと繋がります。

また、ヨガなどで体を動かすと、リラックス時に働く神経である副交感神経が優位になり、腸のぜんどう運動が活発化。消化吸収を行いながら排便する準備が整います。

翌朝ごっそり!寝る前1分の腸活ヨガ

①膝立ちになり、右脚を立て右足裏を床につけます。

便秘
photo by Yuki Nakamura

②息を吐きながら右脚を前に踏み込み、吸いながら元の姿勢に戻ります。この動きを3〜5回繰り返しましょう。

便秘
photo by Yuki Nakamura

③脚の付け根が伸びているのを感じられればOK。脚を入れ替えて、反対側も同様に行いましょう。 

便秘
photo by Yuki Nakamura

動画で確認したい場合はこちらから

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中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



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