【肩甲骨でペンを挟めますか?】40代の垂れ胸&たるんだ背肉をまとめて改善!肩甲骨エクサ
寒い季節は、つい運動不足になり、背中を丸めて過ごしがち。すると、気が付けば胸がしょんぼり垂れ気味になっていたり、ブラから背肉がはみ出していたり…。お肉の位置が定着してしまう前に、簡単な肩甲骨エクササイズで改善していきましょう。
40代の垂れ胸とたるんだ背肉…改善ポイントは肩甲骨にあり!
「あれ?昔はもっとバストの位置が高かったはずなのに…」「背中のぜい肉がブラに乗っかって段差ができている」そんなプチがっかりを実感しやすい40代。確かに年齢と共に変化していく部分もありますが、適切なメンテナンスを行うことで、より若々しいシルエットに整えていくことは十分可能です。
今回注目したいのは、ずばり肩甲骨です。家事や育児、パソコン仕事、そして運動不足などが積み重なると、肩甲骨まわりの筋肉は硬くなり、可動域が制限されてしまいます。特に肩甲骨と背骨を繋いでいる菱形筋の動きが悪くなると、猫背になりやすいです。すると胸が垂れる、背中にぜい肉がつく、さらにはストレートネックや肩凝り、お腹がたるんでくる…など、不調の悪循環を引き起こしてしまいます。
すっきりとした上半身を取り戻す為に取り入れたい肩甲骨の動きは、2つあります。1つ目は肩甲骨を背骨に引き寄せること。肩甲骨の間で鉛筆を挟むようなイメージで、菱形筋を働かせていきます。そして2つ目は肩甲骨を起き上がらせること。胸を張ることで、頷くように前に倒れている肩甲骨を、上向きに起こしていきます。では、この2つの動きが同時に行えるエクササイズで、垂れ胸と背肉を一気に改善していきましょう。
垂れ胸とたるんだ背肉をまとめて改善!肩甲骨エクササイズ
やり方
1. 足を肩幅に広げて立つ
2. 息を吸う時:膝を曲げてお尻を斜め後ろに引く/両腕は耳の横に持ち上げる
3. 息を吐く時:膝を伸ばし、肘を曲げて背中側に引く/胸は斜め上に向け、肩甲骨を背骨へと引き寄せる
4. 2~3を繰り返す(5~10回)
×NG:3の時、お腹が前に出る
▼動きを動画でチェック
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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