太陽が力を奪う季節は何ごともほどほどに|アーユルヴェーダ的夏の過ごし方

 太陽が力を奪う季節は何ごともほどほどに|アーユルヴェーダ的夏の過ごし方
Getty Images
HIKARU
HIKARU
2018-08-16
広告

動き過ぎないぐらいがちょうどいい

「3つの力」をアップするには、運動することが一番です。運動で体力が増し、良い汗をかいた後のご飯は格別です。これは消化力がアップした証拠。そんな時には流行りの風邪にもやられない、免疫力も上がっているのです。しかし暑い夏は、運動も頑張り過ぎるとすぐに疲労となってしまいますので、この時期に相応しい程度を見つける必要があります。適度な運動量は、「体力の半分程度」アーユルヴェーダでは言われていて、額や脇にじんわり発汗がある、心拍数が心地よく上がる、喉が渇くことをバロメーターにしてみてください。また、その運動から喜びや爽快感、達成感などが得られることも大切な要素の一つです。何もしなくても発汗している季節ですから、屋内でゆっくり動くヨガの練習は最適です。
生活全体を見渡すと、外出の予定や仕事もあまり詰め込み過ぎないことも大切です。屋外での活動や、移動は体力の消耗に繋がりやすいですし、多くの人と関わることや頭脳労働は体力だけでなく、精神的にも疲れます。 夏はいつも以上に休息をしっかり取ることを意識しましょう。一日の中で時に気温が高くなる午後の時間帯に少し長めにブレイクを取ったり、休日は涼しい環境を見つけてゆったり過ごすのもいいでしょう。普段頑張ってる方にとっては、ちょっとサボり気味くらいでちょうどいいのかもしれません。暑い夏は何ごともほどほどにお過ごしください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2