夏に向けての【浮き輪肉対策】短期間で痩せる!ちょっとキツイけどかなり効く「腰上げストレッチ」
夏を目前にして、「くびれたウエスト」「引き締まった後ろ姿」を目指してエクササイズをしている人もいると思います。本日はちょっとキツイけど、手軽にできて効果を実感できる「浮き輪肉撃退ストレッチ」をしていきます!
浮き輪肉が減らない理由
上半身の横側と後ろの意識が足りないせいかも
浮き輪肉の撃退方法といえば、腹筋やウエストをひねるエクササイズがあります。でも実は、腹筋運動は体の前側にある浮き輪肉にしか刺激が届いていないことを知っていますか? 浮き輪肉を減らしたい場合は腹筋だけでなく脇腹や背中側にある腰の筋肉も刺激することが大切です。
腰のストレッチやエクササイズを行うと、お腹と腰回りがスッキリするだけでなく、代謝が高まることで冷え症が改善したり、背骨周りの筋肉がつくことで腰痛や姿勢の改善にもつながっていきます。
腰回りの筋肉を知ろう
腰周辺にはいくつかの筋肉が存在します。その一つである「腰方形筋」は身体の深い部分にあり、背骨の下側を挟むように左右対称に付いています。この筋肉の主な役割は上半身を横に曲げることです。腰方形筋の片側が縮むと同時にもう片方は伸びため、私たちは体を横に倒す動きができるのです。
浮き輪肉対策には腰方形筋を鍛えよう!
腰方形筋は骨盤の傾きにも関係する筋肉ですが、不良姿勢が長時間続くと硬くなって骨盤やその周囲の筋肉もスムーズに動かなくなってきます。このことがリンパや血液の流れを悪くし、腰周りにが浮き輪肉が増えてくる原因となります。なかなか浮き輪肉が消えないという人は、まず腰方形筋をストレッチしてみましょう。
腰方形筋ストレッチ
腰方形筋と脇腹を伸ばし鍛えることで、浮き輪肉を撃退していく方法です。もし腰痛や脇腹に痛みがある場合などは無理をせず、つらさを感じない範囲で動いてみてください。
(1) 横向きに寝て肩の真下にひじをつき、上側の足の裏を下側の足の膝の前に置く。
(2)床についたひじで床を押しながら上半身をなるべく高く上げる。この時、下側の腰方形筋が伸びている。
(3)腰や脇腹に痛みや違和感がなければ、手のひらを床につき上半身を斜め上から真上に向かって引き上げる。
※背中が丸まらないように背すじを伸ばして行ってください。呼吸は自然に行い、10〜15秒ほど伸びている感覚を味わいましょう。
動きの詳細は以下の動画からも確認できます。
AUTHOR
宇都宮明香
五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。
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