【キツいけど効果圧倒的!】ぷよぷよ脇腹&たるみ内ももをキュッと引き締める「1分間サイドプランク」
あたたかい日が増えてきて春もすぐそこまで来ています。おしゃれを楽しむためにも、薄着になる前にお腹周りや下半身を引き締めたいと思う人も多いのではないでしょうか? 今回はちょっぴりキツいけどしっかり効く「サイドプランク」をご紹介します。
普段使われることの少ない「脇腹」&「内もも」
自分の癖や日常生活で、意外と本来の働き発揮させられていない部位があります。そんな「使えていない部位」には、脂肪がつきやすかったり冷えやすかったり……と注意が必要です。
ぷよぷよ脇腹
脇腹には、内腹斜筋と外腹斜筋の2種類の筋肉があります。それぞれの腹斜筋には、姿勢や内臓を支える役割があり、体幹を安定させるためにも大切な筋肉です。猫背や反り腰といった姿勢の崩れが原因で腹斜筋がうまく働かず、脇腹に脂肪がつく場合がありますが、意識して鍛えると、キュッとしたくびれが手に入ります。
たるみ内もも
内ももには5種類の筋肉があり、股関節を内向きに回転させる働きがあることから「内転筋群」といわれています。内転筋群は脚を閉じる動作で働きますが、日常生活では意外と使われることが少なくたるみやすい部分。あまり使われないため筋肉もつきづらく脂肪がつきやすい部分でもあります。しっかり使うことで太もも全体の引き締めに期待できます。
確実に効く「ちょいきつサイドプランク」
脇腹の筋肉である腹斜筋を鍛えるのに効果的な「サイドプランク」をアレンジして、腹斜筋と内転筋群に同時にアプローチするポーズを紹介します。
①両足を床につき、上半身を前方に倒して床に手をついたダウンドッグの姿勢から、右脚をまっすぐ真上に上げます。
②上げた右膝を折り曲げ胸に引き寄せます。右脚を左足の前に通して、マットの左側に右脚を下ろしましょう。
③右脚の小指側を床につけます。バランスが安定したら身体ごと左側に開き、左手を天井方向にまっすぐ上げてバランスをとります。下の脇腹を引き上げ、お尻が落ちないように注意しましょう。
④内ももに力を入れて、下になった右脚を浮かせます。その際、内もも同士を引き寄せ、下腹部も意識すると効果大。5呼吸キープし、反対も同様に行いましょう。
ポイント
普段使っていない筋肉を動かすので、血行促進や代謝アップも期待できます。最初は無理のない範囲で挑戦し、少しずつキープ時間を延ばしていきましょう。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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