サバ+生姜+ゴマで血行促進!【代謝アップ小丼】管理栄養士のダイエット朝ごはん
今月は代謝アップ小丼です。いつもの身近な食材で、すぐにできるおいしいダイエット朝食です。 今回の痩せるしくみは"血行促進"です。
今月は代謝アップ小丼です。いつもの身近な食材で、すぐにできるおいしいダイエット朝食です。
小丼で代謝アップするしくみ
今回の痩せるしくみは"血行促進"です。私たちは寒さを感じると、血管を収縮させて血液の流れる量を少なくします。これに自律神経や女性ホルモンの乱れ、過剰なストレス、運動不足などがあると、さらに血流を悪化させます。熱産生には、血液によって細胞に届けられる酸素や栄養が必要です。そのため血行不良は冷えを招きますし、冷えはさらに血行を悪化させるという悪循環を生じてしまいます。
ここでは温めて巡らせる(=温巡)で代謝アップを目指しましょう。
代謝アップ小丼の具材
紹介する"サバごはん"は、温めて巡らせるサバ、生姜、ゴマを組み合わせたものです。
サバ
胃を元気にして気を補い、気とともに血の巡りもよくします。気の巡りがよくなると、ストレスによる過食を防ぐことができるのです。また魚油に豊富なオメガ3系脂肪酸の抗血栓作用も、血流改善に働きます。
紅生姜
生姜には、サバとともに巡りをよくする作用があります。また汗をかきづらい冬時期に発汗を促し、むくみの改善に働きます。
すりゴマ
豊富に含まれるビタミンEやセサミンの強い抗酸化作用は血行を良くします。消化機能が強くない人はすりゴマを選びましょう。
簡単アレンジ
おすすめは、温かい出汁をかけて食べる"出汁茶漬け"です。食欲のない朝でもサラサラと食べられます。ぜひお試しください。
AUTHOR
石松佑梨
サッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートたちの専属管理栄養士として従事。のべ2万人以上に提供してきた「頑張らない食トレ」を武器に、近年は企業の健康経営や地域創生も展開する。幼い頃から「おいしい」への執着心が人一倍強く、おいしく健康に食べるための「ずるい栄養学」で、誰もがおいしく食べて健康になれる社会を目指している。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』(かんき出版)がある。
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