いつか来るかもしれない非常時のために|非常食の賞味期限、ちゃんと把握してますか?
9月は防災月間です。地震や台風など、もしもの時の備えはされてますか? せっかく用意した非常食ですが、「どこに置いたっけ?」「賞味期限切れてるー!!」なんてことはありませんか?
防災・減災対策として、一般的には、3日~1週間分の水・食糧を備蓄するといいそうです。
【ご家庭で用意すべき、水・食糧の目安】
水
1人1日3ℓ飲料水が必要
3日分として、9ℓ× 家族の人数
食糧
調理しなくても食べられるもの
例)レトルト食品、缶詰、瓶づめ食品
我が家の備蓄は、1週間分を目安にしています。
水は用意しやすかったですが、非常食を選ぶのは、少し時間がかかりました。
美味しくない非常食なんて、もったいない!
非常食を買う時、はじめは、一式揃っていていいかなと、災害用セットを考えました。が、もしも、いざという時に、命をつなぐという意味でも、唯一の楽しみと言っても過言ではない食事が、口に合わなくて食べられないでは困ります。
命あってこそだけど、緊急時こそ、美味しいもので癒されたい!
ということで、自分で色々試して揃えることにしました。ちなみに、ご家族がいらっしゃる方は、家族みんなに食べてもらって、意見を聞くのもお忘れなく。
大事なので繰り返しますが、非常食の試食、めちゃくちゃ大事です!
封を開けてそのままで食べられると書いてあっても、安心できません。正直、食べてみて、そのままは厳しい…と思った非常食もちらほら。カセットコンロを使うと、どれぐらいで温められるのかも、試してみることをオススメします。ふだん電気ケトルで何気なくできる、お湯を沸かすだけでも、勝手が違いました。
備蓄食材の種類は豊富で、ご飯からパン、温めずに食べられるおかず、おやつなど色々あります。ネット通販、スーパーやアウトドア用品店で買い揃えられます。9月は防災月間ということで、特設会場を見かける機会も多いかもしれませんね。
あと、普段食べてるものも、非常食になります!
緊急時に、いつもの味が食べられのって、気持ちがほっとします。シーチキンやレトルトの味噌汁・スープなどは、非常食になることを意識して、少し多めにストックするのもひとつです。
年に1度は、非常食の賞味期限チェック
せっかく用意した水と非常食。少なくとも年に一度はチェックしたいのが、置き場所と賞味期限です。
置き場所は、確保できるスペースにもよりますが、可能なら、まとめて置くとよいです。リスク回避で2箇所くらいに分けておくという考え方もありますが、チェックするのが面倒になるのと、忘れる自信しかないので、わたしはスペースの許す限りでまとめてます。
賞味期限は、1年、3年、5年、10年など、様々です。賞味期限を把握するのに、毎年ひとつずつ見ていくのは大変なので、まとめてケースに入れて、一番早く切れる日付を、ケースの外に書くようにしています。これを、年に一度、9月や大掃除の時に確認します。1年以内の日付を見つけたら、それは普段の食事で食べて次を補充します。
いざというと時の備えがまだの方は、この機会に用意してみませんか?非常食で献立を考えながら、試食して選んでいくのは楽しかったですよ♪
すでに準備されてる方は、非常食の賞味期限、チェックしてみくださいね。
AUTHOR
黒山みちよ
片づけたい!変わりたい!を応援する整理収納アドバイザー。整理収納アドバイザー2級講座は毎月開催(オンライン、大阪)。心理学を活かした手放し方や、自分と向き合うワークショップ・個人セッションも人気。収納スペースも、心も、余白があるとラクになる!余白づくりの大切さを、stand.fmでほぼ毎日配信中。 ◆心理カウンセラー/米国NLP協会:トレードマーク:認定NLPマスタープラクティショナー
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