【気持ちよく眠りに入れる】骨盤の自然な開閉リズムがカギ!緊張をほぐす入眠ワーク
ストレスや疲れが溜まり、布団に入ってもなかなか寝つけず、スマートフォンを見続ける日々…。そんな毎日はそろそろ終わりにしませんか?骨盤の自然なリズムに寄り添うことを習慣にしながら、気持ち良く入眠していきましょう!
心身を休めるためにしている習慣はありますか?好きな香りの入浴剤を入れてゆっくり湯船につかったり、好きな音楽を聞いたり、好きな香りをかいだり…。皆さんそれぞれお気に入りの習慣があるかもしれません。逆に「そんなことをしている余裕はない」という方もいることかもしれませんが、心身を休めることは気持ち良く入眠するのにとても大事なことです。
日中の過ごし方を振り返ってみてください。猛暑が続いたり大雨が降ってきたりと日々天気が移り変わり、それに順応しようと私たちの身体は力強くバランスを保とうとしています。また、あらゆる場面でいろいろなことにアンテナを張って神経が高ぶっていることも多いのではないでしょうか。
私たち人間は考えごとをよくする人であろうがなかろうが、知らない間に緊張が蓄積されると言われています。そして、興味深いことにその緊張は筋肉であったり感情であったり、精神であったり…とそれぞれ異なる場所に蓄積されていると言われています。
よって、その緊張を程良く緩めてリセットしてあげないといろいろな不調へと繋がりかねません。一日の終わり、気持ち良く入眠していくためにも、心身の緊張のオンとオフの切り替えを大事にすることを習慣にしていきましょう。
今回は、感情とも大きく関わりがあり、自然な開閉リズムがある身体の中心部分「骨盤」に意識を向けて、その日の緊張を手放していくワークをご紹介していきます。
骨盤の自然のリズムに寄り添う
骨盤には開いたり閉じたりする自然なリズムがあると言われています。朝のうちは閉じていて、お昼頃から少しずつ開いていき、夜〜就寝までに最大に緩み、寝ている間にまた閉じていくという自然なリズムがあります。よって、就寝前には気持ち良く緩む動きに寄り添うことが大事です。
また、骨盤は生理周期・季節・環境・感情によっても影響を受けたり、脊柱を通じて脳ともつながっているので、骨盤の自然なリズムに寄り添うことは、無意識に溜まっていた心身の緊張を緩めていくことにも繋がるとても大事な部位ということが理解できます。
骨盤まわりのめぐりを上げるワーク①
1)お姉さん座りになる。右足裏を左ひざにつける。
2)右手を斜め後ろ床につき、お腹に程良い力を保ったまま、お尻を持ち上げ骨盤を前に押し出す。左手は大きく天井、頭の先へ伸ばす。骨盤まわりに深い呼吸を送る。
3)上げた手は斜め右下を通りながらゆっくり骨盤(お尻)を床へ下ろす。反対足も同じようにおこなう。
骨盤まわりのめぐりを上げるワーク②
1)お姉さん座りになる。右足裏を左ひざにつける。
2)上半身を右側にねじり、脚のつけ根から前屈。背筋を伸ばしながら、両手を前へ伸ばす。胸の中心が右ひざで軽く圧迫されるように調整する。
3)両手を引き寄せ背骨の下からゆっくり起き上がる。反対足も同じようにおこなう。
身体は緩めたいのに締める動きをしてしまっているなどのアンバランスが本来の健康リズムを乱してしまいます。夜には夜の自然な過ごし方を習慣にしながら、リラクゼーションをもう一段階深めて気持ち良い眠りへと入っていきましょう。
AUTHOR
元田裕子
ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。
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