【腰がパーンと張っていてパンツが似合わない!】”大転子”の出っ張りを解消する「寝ながらヨガ」
腰が張っていてスキニーパンツやタイトスカートが太ももで止まってしまう、履けたとしてもシルエットがキレイに見えない、ヨガレギンスを履くと腰まわりの横幅が目立つ……。その原因、”大転子”にあるかもしれません。腰まわりをスッキリさせたい、好きなボトムスを履きたいという人におすすめのエクササイズをご紹介します。
スキニーパンツが似合わないのは大転子が原因?
「骨盤まわりの横幅が広がった気がする」「スキニーパンツを履こうとすると、ウエストは大丈夫なのに腰まわりがきつい」。これらの悩みをお持ちの人は、大転子の出っ張りが原因かもしれません。
大転子とは、太ももの骨の外側部分、骨盤の横の出っ張った骨を指します。腰まわりの張りが気になる方は、何らかの原因で姿勢が崩れ、骨盤が広がり、大転子が引っ張られている可能性があります。その原因はどのようなことが考えられるでしょうか。
大転子が出っ張る理由
・姿勢が悪い
脚を組んで座る・横座り・内股などの癖などから、骨盤まわりにゆるみやねじれが生じ、大転子が外側に広がるような状態になっている。
・筋力低下
長期的な姿勢不良により大転子を引っ込める筋力が低下し、大転子が出っ張ったままに。内腿やお尻の筋肉など、骨盤を支える筋肉をバランスよく鍛えることが、姿勢の改善になり腰張りの解消に繋がります。
普段の自分を観察して体の癖を把握し、気付いた時に姿勢を直すこと。ストレッチやエクササイズでゆがみのない体作りをすることが大切です。骨盤まわりを整えると、美脚や下半身痩せにも繋がります。
腰張り改善エクササイズ
骨盤まわりの筋肉をほぐし、筋力強化をしましょう。呼吸を止めずに1ポーズ30秒を目安に行います。
方法
①右側を下にして横向きに寝ます。頭から脚までできるだけ真っ直ぐにキープしながら、左脚を上げます。左脚を股関節から動かすように、前回し・後ろ回しをします。反対側も同様に。
②両膝を立てて仰向けになります。右太ももの上に左外くるぶしを乗せ、数字の4のような形にします。お尻を上げて右脚を持ち上げ、右の腿裏など掴める場所を持ちます。この時、左腕は両脚の真ん中を通して右脚を持つと簡単。ゆったり呼吸をしたら、脚はそのままに、両手を体側に下ろします。
③脚をマットに下ろし、両方のかかとを体の方に少し寄せて、両膝を左に倒してストレッチ。無理のない範囲でキープします、反対脚も同様に。
④右側を下にして横向きに寝ます。上半身はまっすぐのままで両膝を曲げます。左右の足裏をくっつけ、左膝を開いたり閉じたり、繰り返します。反対脚も同様に。
④両膝を立てて仰向けになります。脚は腰幅に開き、膝の下にかかとが来るように設置。両手は体側に下ろします。息を吸いながらお尻を持ち上げて呼吸します。この時、内腿を寄せるように、骨盤横から内側に押すようなイメージで行います。
動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。
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