【やる気がみなぎる】テレワークの合間に! 椅子に座っていてもできる「開脚」のヨガポーズ

 【やる気がみなぎる】テレワークの合間に! 椅子に座っていてもできる「開脚」のヨガポーズ
Saori Takagi
高木沙織
高木沙織
2022-02-25

椅子に座ったままおこなえる、ヨガのポーズ。自宅でのテレワークの合間に、心身をリフレッシュさせることができて良いですよね。ですが、“椅子の上”という限られたスペースでは、ポーズもまた限られてしまうのでは? もちろん、それもあるのですが、横幅を十分に取ることができれば、開脚のポーズもおこなえます。

広告

テレワークの最中。

代り映えしないいつもの光景に、何だか気分が下がり気味…。やる気も出ず、作業がはかどらなくて、延々とデスクの前から離れることができないという悪循環。

そんなときは、体を動かして心身をリフレッシュさせたいところなのですが、仕事の合間とあってはなかなかそうもいきません。そこでオススメしたいのが、椅子に座ったままできるヨガのポーズ。それも、開脚のポーズです。

椅子に座った状態でできるヨガのポーズの代表的なものには、肩のまわりをほぐしたり、上半身をねじったりするものが挙げられますが、そのほかにも開脚をして、下半身を使うポーズを取ることもできるのです。

そもそも、テレワーク(デスクワーク)中というのは、長時間座ったままの姿勢をしていますから、股関節周辺の筋肉が圧迫されがち。すると、下半身のめぐりが悪くなり、疲労や倦怠を感じやすくなるので、開脚のヨガポーズで筋肉の緊張を緩め、血流を良くし、酸素や栄養の運搬がスムーズにおこなわれるようにしてあげることが大切。それが、気持ちの切り替えや、作業効率のアップ、やる気アップにもつながってくるでしょう。

ここからは、テレワークの合間にできる開脚のヨガポーズを紹介していきます。

椅子に座っておこなう「開脚のヨガポーズ」

今回紹介するのは、椅子に座っておこなう開脚のヨガポーズ。

机から椅子を離し、足を左右に広げられるくらいのスペースがあることを確認したら、まずは筋肉が硬くなり、血流が悪くなった下半身をウォームアップしていきましょう。

ウォームアップ①

椅子に浅く座り、右足をまっすぐ前に伸ばしたら、つま先を床に近づけるようにグーッと倒す【息を吐きながら】

takagisaori_20220221_1

→注意点:腰が丸まったり反ったりしないように、左右の坐骨でしっかりと椅子をとらえて土台を安定させて座ります。

かかとを前に突き出すようにして、つま先を天井に向ける【息を吸いながら】

takagisaori_20220221_2

→注意点:足首やふくらはぎ、ひざ裏の心地良い伸びを意識しましょう。

この動きを、呼吸に合わせて5回ほど繰り返したら、反対側も同様におこないます。

ウォームアップ②

ウォームアップ①と同じように椅子に座ったら、右足を前に伸ばし、つま先を天井に向ける。胸の前で合掌をしたら、上体を前に倒して左側にねじる【呼吸を5回繰り返す】

takagisaori_20220221_3

→注意点:股関節から体を前に倒すようにします。

反対側も同様におこないましょう。

ウォームアップのあとは、椅子に座った開脚のヨガポーズ。

3つのポーズを連続しておこないます。

椅子に座った「英雄のポーズⅢ」

<椅子に座った「英雄のポーズⅢ」>

期待できる効果

・股関節の柔軟性アップ

・下半身の引き締め

・肩こりの緩和

椅子に浅く座り、足を大きく開いたら、両腕を肩の高さに持ち上げる。右ひざを90度に曲げ、目線は右手の指先に向ける【呼吸を5回繰り返す】

takagisaori_20220221_4

→注意点:右のつま先は右ひざと同じ方向、左のつま先はやや内側に向けましょう。

椅子に座った「戦闘をやめた英雄のポーズ」

<椅子に座った「戦闘をやめた英雄のポーズ」>

期待できる効果

・股関節の柔軟性アップ

・下半身の引き締め

・体側のストレッチ

・気持ちを前向きにする

椅子に座った「英雄のポーズⅢ」から続けておこないます。

右手のひらを上に向けたら、指先を天井方向に伸ばして目線も上げる【呼吸を5回繰り返す】

takagisaori_20220221_5

→注意点:右腕が前に倒れて背中が丸まらないように、胸を開いて、呼吸を深めながらおこないます。

椅子に座った「体側を伸ばすポーズ」

<椅子に座った「体側を伸ばすポーズ」>

期待できる効果

・股関節の柔軟性アップ

・下半身の引き締め

・体側のストレッチ

・気持ちを前向きにする

椅子に座った「戦闘をやめた英雄のポーズ」から続けておこないます。

右ひじを右ひざに乗せ、左手の指先を頭の先に伸ばす【呼吸を5回繰り返す】

takagisaori_20220221_6

→注意点:左手の指先で遠くの壁を押すように体側を伸ばし、足の先まで一直線になるようにポーズを取ります。

3つのポーズが済んだら、反対側も同様におこないます。

椅子に座っておこなうヨガのポーズは、立位でおこなうときよりも強度が下がるため、呼吸や体の伸びといった感覚に意識が向きやすくなります。

テレワーク中にカチコチに凝り固まった体と心に、心地良い呼吸と伸びを届けて、リフレッシュややる気の回復に役立ててみてくださいね。

広告

AUTHOR

高木沙織

高木沙織

ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

takagisaori_20220221_1
takagisaori_20220221_2
takagisaori_20220221_3
takagisaori_20220221_4
takagisaori_20220221_5
takagisaori_20220221_6