【冬こそストレッチをするべき理由】寒い日もスッキリ動き出したい!じんわり温まる3つのストレッチ

 【冬こそストレッチをするべき理由】寒い日もスッキリ動き出したい!じんわり温まる3つのストレッチ
AdobeStock
Nao Yoshizawa
Nao Yoshizawa
2021-12-18

寒い日はやる気が出ない…なかなか布団から出られない…寒くなってきた今日この頃、そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。今回はそんな気分の乗らない寒い日に試したい、おすすめストレッチを紹介します。

広告

冬こそストレッチをするべき理由

こわばった筋肉をほぐすことができる

寒くなると体温維持のために筋肉を収縮させ熱を作り出します。冬になると肩こりが多くなるのはこのためです。筋肉のこわばりは体全体のだるさにもつながります。
そんなこわばった筋肉をほぐすには、ストレッチが効果的。ゆっくりとそれぞれの筋肉を伸ばすことで、体全体が軽く感じられるようになります。

憂鬱感を和らげることができる

冬は「冬季うつ」という言葉があるほど、憂鬱感を感じやすい時期です。ストレッチには自律神経を整える効果があり、日常的にストレッチをする習慣をつけることで冬特有の憂鬱感を感じづらくすることができます。

体を温めることができる

朝起きた時の手足の冷えに苦しむ方も冬は多いのではないでしょうか。ストレッチをすることで、寝ている間に低下した体温をあげることができます。また、体を動かすことによって血流がよくなり、末端の冷えも改善が期待できます。

ストレッチ
AdobeStock

座ってできる!3つの簡単ストレッチ

1.太もも裏ストレッチ

ストレッチ1
Photo by Nao Yoshizawa
ストレッチ2
Photo by Nao Yoshizawa

まずは左脚の膝を曲げて立てます。そして、右脚の足首を左脚の膝の上に乗せます。脚で三角を作るようなイメージです。
次に、右手を三角の中に入れて、左手は外から回して右手と手をつなぎます。
このままでも良いですし、もう少し伸ばしたい場合は繋いだ手を胸の方に少し引き寄せるようにします。

<効果>
太もも裏の大きな筋肉を伸ばすことで、血流を良くして体全体を温めることができます。

<ポイント>
写真のように座ってやってももちろん良いですが、寝ながらやることもできます。朝起きてすぐ、布団の中でもできるストレッチです。

2.股関節ストレッチ

ストレッチ3
Photo by Nao Yoshizawa
ストレッチ4
Photo by Nao Yoshizawa

座った姿勢で足の裏を合わせます。手は膝のあたりに自然において、呼吸に合わせて膝をバウンドさせます。
吐く息で、床に近づけるようなイメージです。

<効果>
股関節を開くことで、下半身全体をほぐすことができます。また、バウンドさせることで体の温度を上げ、また呼吸や脈の速度も上げられるので、しっかり起きてスッキリしたような気分になることができます。

<ポイント>
バウンドは少しずつ大きくしていくのが効果的です。最初からあまりに勢いをつけてしまうと怪我に繋がる場合もあるので無理のない範囲内で行いましょう。

3.肩ほぐしストレッチ

ストレッチ7
Photo by Nao Yoshizawa
ストレッチ6
Photo by Nao Yoshizawa
ストレッチ5
Photo by Nao Yoshizawa

まずは安楽座の姿勢で座ります。手は自然に膝のあたりにおいて、体を左側前に倒します。できるだけ頭が体から遠いところを通るようにして右側まで移動します。呼吸に合わせて、左右を往復します。

<効果>
肩周りの凝りをほぐすことができます。また、頭の位置が低いストレッチなので、起きてすぐの立ちくらみなどを予防することができます。

<ポイント>
手の置く位置はできるだけ変えず、肩甲骨から動かすようにするのがポイントです。

いかがでしたでしょうか。どのストレッチも座ったまま簡単にできるものなので、寒くて気が乗らない日などに、ぜひ試してみてくださいね。

広告

AUTHOR

Nao Yoshizawa

Nao Yoshizawa

早稲田大学でヨガの基礎となる東洋哲学を学び、卒業後に本格的にヨガをはじめる。現在は一般企業で会社員をしながら、サステナブルライフとヨガのクラス"KITSUNE CABIN"を主宰。好きな言葉は"余白"と"自然"で、忙しい生活の中でも楽しめる「ここちよいヨガ」を提案している。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

ストレッチ
ストレッチ1
ストレッチ2
ストレッチ3
ストレッチ4
ストレッチ7
ストレッチ6
ストレッチ5