【冷えやむくみ改善に】ふくらはぎの筋ポンプ作用で血流改善!体がぽかぽか温まる「英雄のポーズ」
11月も後半に入り、本格的な冬も間近!そうなると気になるのが体の冷えですよね。特にデスクワークなど座る姿勢が多い方や女性や運動不足の方などの筋肉量が少ない方は冷え性になりやすいです。また冷え性の方は同時にむくみも感じているかもしれませんね。 そこで鍵となる”ふくらはぎ”を動かして冷え性やむくみの改善につながる戦士のポーズをご紹介します。
なぜ温活に”ふくらはぎ”が重要なの?
体を温める為には、血液循環をスムーズにすることが大切です。血液を全身に送る役割をしているのは、皆さんもご存知の通り心臓ですよね。しかし心臓だけでは体の隅々まで血液を送り出すには負担が大きいため、そこで活躍してくれるのが筋肉なんです。筋肉には、血液をポンプのように送り出す働きがあり筋肉を使うことで体の隅々まで血液が行き渡るようになり、体を温めてくれます。
また下半身の筋肉は体全体の筋肉の70%を占めるので、下半身の筋肉を使い鍛えることで効率よく体を温めてくれます。
特に下半身の筋肉の中でも重要な役割を担ってくれているのが、第二の心臓と言われている”ふくらはぎ”です。ふくらはぎは、重力によって下半身に溜まったり、滞りやすくなってしまう血液を心臓へと戻してくれるポンプの働きをしています。心臓から最も離れた足の血液は、重力に逆らって心臓まで上がっていかなくてはなりません。そこで、ふくらはぎの筋ポンプ作用を使い血液循環をスムーズにさせる必要があるのです。
またふくらはぎは血流だけでなく、リンパ液を体全身に巡らせる役割もしているのでふくらはぎを動かすことで、下半身に溜まりやすい老廃物を流してくれるので、むくみ改善や疲労回復にも繋がります。
日常で簡単にできるオススメケア
お仕事中やお食事中、TVを見ていたりリラックスしている際にも簡単にできる冷え性改善ケアをご紹介します。普段からこれらを意識するだけでもだいぶ違いますので日常に取り入れてみてください
●ふくらはぎ揉み
ふくらはぎを揉み解すように手でマッサージする事で血液の巡りをよくします。またふくらはぎを反対の膝の上に載せてふくらはぎを前後にスライドさせるように動かしてマッサージするのもオススメです。
●足首回し
足首を曲げたり伸ばしたり、回したりする事でふくらはぎが動いて冷え性改善になります。
体がぽかぽか温まる英雄のポーズ
ふくらはぎをしっかり使うヨガポーズを紹介します。ふくらはぎの筋ポンプ作用を使って、巡りの良い体を作っていきましょう。
〈やり方〉
①両足を肩幅2倍くらいに大きく開き、右足は壁側へ左足は正面へ向けて立ち、両手は腰へ
②吐きながら右足を踏み込み、吸いながら戻ります
③②を何度かくり前します
④吐きながら右足を踏み込み、両手を肩の高さに広げて⑤呼吸ほどキープします
⑤吸いながら戻り、反対も同様に行いましょう
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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