【起き抜け】カチコチの朝の体に気持ちいい! 朝の「後屈」ストレッチ&ヨガポーズ
起き抜けの体が、いつもよりカチコチに感じる朝。 「しっかりめのストレッチがしたい」そう思ったときは、背骨周辺にアプローチしてあげるとダイナミックな爽快感が得られるでしょう。 今回は、“後屈”のストレッチとヨガのポーズをご紹介します。
日頃の姿勢の癖や、寝相にもよりますが、起床後の体がいつにも増してカチコチだと感じる朝もあるでしょう。そして、そんな朝は、「いつもよりしっかりめのストレッチがしたい」と思うかもしれませんね。
そこでオススメしたいのが、上体をうしろに倒す“後屈”のストレッチ&ヨガのポーズ。
後屈のストレッチやヨガのポーズをおこなうことで、寝姿勢で丸まっていた背骨が伸びるばかりか、胸や肩まわりが開いてダイナミックな爽快感を得られるでしょう。また、背骨はデトックスに関わるパーツでもあるので、深い呼吸と合わせてストレッチをすることで、心身の浄化にも効果を期待できると言われています。
さらには、腹部も大きく引き伸ばされ、胃腸の働きを活発にするといった効果もありますので、朝の体と心をシャキッとスッキリとさせるのにも一役買ってくれるというわけです。
それでは早速、後屈のストレッチ&ヨガのポーズをおこなっていきましょう。
後屈のストレッチ
まずは、緩やかなストレッチから。
(1)ひざ立ちになり、手を腰に添えて指先を下に向ける
→足は腰幅に開く
→つま先は立てておく
(2)【息を吸う】両手を頭上に伸ばす〜60〜90秒キープ
→手の指先で天井を押すように、上に大きく伸びる
→腰が反りすぎないように、尾骨を引き下げて骨盤を立てる
(3)【息を吐く】お尻の位置で指を組み、頭をうしろに倒す~60~90秒キープ
→左右の肩甲骨を中央に寄せて、胸を開く
→手を斜め下に引いて、胸と引っ張り合うようにする
後屈のヨガポーズ
次は、ヨガの「ラクダのポーズ」です。
(1)ひざ立ちになり、手を腰に添えて指先を下に向ける
→足は腰幅に開く
→つま先は立てておく
(2)上体を軽く反らせたら、片手ずつそれぞれのかかとをつかむ
→両腕を外側に回転させ、胸を開いて引き上げる
→尾骨を下げて、骨盤を立てる
(3)【息を吐く】頭をうしろに倒し、胸を真上に突き上げる〜呼吸を5回繰り返す
→首の前側~胸、腹部を伸ばす
→お腹に力を入れてキープする
余裕がある方は、(3)の姿勢から右手を頭の先に伸ばして5呼吸。
体幹の強化にも期待できるポーズです。
反対側も同様におこないましょう。
後屈のストレッチやヨガのポーズは、首や腰に負担がかからないように、無理のない範囲でおこなうことが大前提。
もし、姿勢がツライ場合は、手の下にヨガブロックを置く、後屈の角度を緩めるなどして安全におこないましょう。
今日も、体と心を軽く良い一日を。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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