現在49歳、子育て真っ最中のキャメロン・ディアスが大事にしている5つのこだわり
キャメロン・ディアスが重視する、健康で幸せに暮らすための5つのこだわりとは。
2015年に結婚して以来、映画やドラマの仕事から遠ざかっているキャメロン・ディアス。今は子育てに忙しい毎日を送りつつオーガニックのワインのプロデュースを手がけている。オーガニックにこだわっていることからもわかるようにキャメロンは健康志向なことで有名。2016年には『The Longevity Book: The Science of Aging, the Biology of Strength, and the Privilege of Time(長寿について:加齢の科学、体力の生物学、時間の恩恵)』という書籍も出版している。この本では彼女が医師や科学者など健康のエキスパートたちへのインタビューで学んだことを自身の考察を交えて紹介している。
あるインタビューの中でキャメロンは専門家たちから意見を聞いたことでより健康的な生活を送ることができるようになったと語っている。キャメロン曰く「30代半ばから食事にこだわり、栄養をしっかりとることを考えるようになった。若い頃はあまりそういうことは大切だと思っていなかった。この本を書いてみて健康や幸福な生活には5つの柱があるって学んだの」。
「健康で幸福な生活」を支える5つの柱
5つの柱とは栄養、睡眠、運動、ストレスを解消すること、そして自分の周りの人たちと繋がりを持つこと。そのために自分が実践していることも紹介しているがどれも意外なほどシンプル。
まず食事についてキャメロンが大切にしているのは朝食をしっかり食べること。そして朝からタンパク質をしっかり食べること。キャメロンはスクランブルエッグやチキン、トーストやオートミール、りんごにアーモンドバターを塗ったものやアボカド、ソテーした野菜などタンパク質と炭水化物、体にいい脂質、そしてビタミンや食物繊維をバランスよく摂取しているそう。ちなみに午前中にワークアウトするときには運動の前と後、2回に分けて食べるのがキャメロン流。運動の前には炭水化物とタンパク質でエネルギーを補給、運動のあとにはタンパク質をメインにし疲れた筋肉の回復させているという。
とはいえ体にいいものを食べることだけでなく、食事を楽しむことも大切だとも。「ストレスを解消するために友達と食事に行くの。普段は健康的なものを食べるよう自分に課している。でも友達と食べればどんなものでも体にいいものになる」。ユーモアたっぷりにこんな例えを披露している。「家では豚のバラ肉は食べない。でも友達と食事に行ったときには別。友達と一緒にいる時間を愛しているから脂っこいバラ肉も心の栄養になる」。食事は周りの人たちと繋がりを築くことにも役立つ。人と一緒に食事をしたり、おしゃべりをしたりする中で生まれる繋がりは、人生を豊かにしてくれると語る。
眠れない夜はアーモンドバター
睡眠に関するアドバイスもとてもシンプル。キャメロン曰く「まずは早寝を心がける。それでも寝るのが遅くなってしまうこともある。そういうときはお腹が空いて眠れなくなってしまうのだけど、ぐっすり眠るために空腹我慢をしないでアーモンドバターを食べるの」。アーモンドバターはリッチな味わいだから満足感がありつつ、体が脂肪を吸収するのを抑制しコレステロール値も下げてくれるそう。だからダイエットにもぴったり! 運動についても「ジムで2時間ワークアウトしてそのあと8時間座っているというのではだめ。1日を通してこまめに動いた方がいい」。エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う、車ではなく徒歩で移動するなど日常生活全体をアクティブにすることが大切だそう。これなら運動の苦手な人でも無理なくできるはず。
どれもこれも小さなことだけれど、その積み重ねが健康や美を作っていくとアドバイスするキャメロン。彼女を見習ってぜひできることから実践していきたい。
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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