生理用ナプキンを展開する「ナチュラムーン」からオーガニックコットン製吸水ショーツが登場
フェムテックという言葉が広く知られるようになり、生理用品の進化も急激に早くなった気がします。肌にやさしいタッチのナプキンはもちろんですが、種類が増えて選びやすくなったのは吸水ショーツです。今まで使ったことがない場合、どのような基準で選べばいいか悩ましいと思いますが、ナプキン併用型が安心かもしれません。しかも、今までナプキンを開発していたブランドなら、より安心かも。日本初、コットン100%のトップシートと高分子吸収材不使用を両立した生理用品として誕生した「ナチュラムーン」から、オーガニックコットン吸水ショーツが登場です。肌へのやさしさを追求した吸水ショーツをご紹介します。
生理用ナプキンメーカーが考えた吸水ショーツとは
「ナチュラムーン」は、2011年に日本初のコットン100%のトップシートと高分子吸収材不使用を両立した生理用品からスタートしました。ナチュラル&ハピネスをキーワードにサニタリーグッズ、化粧品、アパレル、入浴剤、洗剤の開発を行っています。これらの製品を開発する原動力は、愛用者からの「こんな製品があればいいのに」という声だそう。まさに、そんな声に応えるように開発されたのが、吸水ショーツです。吸水ショーツは、ここ数年、数々のメーカーから発売され注目を集めています。そこで、素材や肌触りにこだわった生理用ナプキンのノウハウを生かした吸水ショーツが誕生しました。初めて吸水ショーツを使うときって、本当に大丈夫かなと不安になることもあると思いますが、ナチュラムーンの吸水ショーツは、ナプキンと併用できる設計になっています。羽つきナプキンが取り付けやすいようクロッチ部分が二重構造になっているのもうれしいポイントです。
多層構造で抗菌防臭・消臭
吸水ショーツのクロッチ部分は、7層の多層構造になっていて、吸水量は約55cc。生地層の一部に抗菌防臭、消臭機能のある特殊素材を使用しているため、軽い尿漏れ対策にもおすすめだそう。また、クロッチ部分の肌に直接触れる生地に化学繊維が使用されることが多い中、ナチュラムーンでは、身生地と同じくオーガニックコットンの生地が使用され、デリケートゾーンをやさしく包んでくれます。7層のうち4層目の透湿防水フィルムまでで水分が止まる構造だそうです。
素材にこだわり、お腹もやさしく包んでくれます
生地には、トルコ・イズミール地方産のオーガニックコットン原糸に、伸縮性の高いポリウレタンを掛け合わせ、ポリウレタンが直接肌に触れない編み立てになっているそう。縫製も、肌にあたる部分ができる限りフラットになるよう縫い目を工夫し、擦れると刺激になりやすいタグは、表側に縫い付けられています。肌が敏感な人にとっても、これはうれしい心遣いですね。デリケートな素肌に着用するものだからこそ、編み立てから縫製まですべて日本製にこだわり、肌へのやさしさ、心地よさが追及されています。さらに、温かく過ごせるようにお腹やヒップをすっぽり包み込んでくれる深ばきタイプと、どこまでもやさしいこだわりがつまっています。
デリケートな素肌に触れるものだからこそ、オーガニックコットンで肌触りがいい吸水ショーツは助かります。ナチュラムーンの生理用ナプキンの肌へのやさしさを考えると、これは期待できますね。
AUTHOR
林ゆり
ロハスジャーナリスト。フリーアナウンサー。 関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育つ。LOHASを実践しながら、ファッション、コスメ、食べ物など、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてライフスタイルマガジンやブログで発信中。
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