ココナッツオイルはメイク落としに使えるの?
南国の自然の恵みでもあるココナッツオイルは体を冷やすオイルでもあるため、これからの季節は料理に積極的に使うことはおすすめできません。けれどココナッツオイルのすごいところは、食べるだけでなくスキンケアなどとしても利用することができるということ!今回は、ココナッツオイルをクレンジングオイルとして使う際のポイントと注意点をお話します。
ココナッツオイルはメイク落としとして使える?
最初に疑問に思うのが、ココナッツオイルはメイク落としとして使えるか否かということでしょう。
この答えは専門家の間でも分かれており「使える」という方もいれば、「おすすめしない」という方もいます。
「おすすめしない」理由は、メイク落としとして開発された商品よりも洗浄力が弱いためメイクが残って毛穴のつまりなどの原因になることや、ココナッツオイルを肌に塗布することで「期待できる!」と言われる美容成分が肌に吸収されるという科学的証明がなされていないことが挙げられます。
南国住まいの筆者もココナッツオイルでメイク落としをしていますが、やはりウォータープルーフのメイクアップはしっかりと落とし切ることが難しく、アイメイクなどは専用のリムーバーを使っていました。ただし現在はステイホームの影響で、メイクアップする機会が減ったことや、石鹸オフでできるようなメイクアップにシフトしているため、ココナッツオイルだけで足りるようになってきました。
ココナッツオイルをメイク落としとして使うメリット
ココナッツオイルをメイク落としとして使うメリットは、「人にも地球にも優しい」から!
わたしはココナッツオイルで落としきれないメイクアップをしていた頃は、メイクアップワイプを利用しメイク落としをしていました。
洗浄力の強いメイク落としをすることで、顔、特に目の周りには刺激が強すぎると感じていました。そもそも自分の肌に刺激が強すぎるほどのメイクをすることもかなり負担であったと思います。そして、余計なゴミも出しているのにもずっと罪悪感を感じていました。
ココナッツオイルで充分、メイクが落とせるようなメイクアップルーティンに変えてからは、肌が乾燥することやゴミの量も減ってとても満足しています。
ココナッツオイルでメイク落としする方法
ココナッツオイルでメイク落としをする方法は至って簡単。通常のクレンジングオイル同様に使います。
- ココナッツオイルを大さじ1程度手のひらに取る。
- 軽くマッサージするようにメイクとなじませる。
- メイクが充分に落ちたら、ぬるま湯で顔を洗う。
- ダブル洗顔。
ココナッツオイルをメイク落としとして使う際の注意点
ココナッツオイルに限らず、肌に触れるもの、口に入れるものには「合う/合わない」があります。これは、何に対しても言えること。
ココナッツオイルに関して言えば、人によっては、毛穴を詰まらせたり、ニキビを悪化させたりすることもあるという報告もあります。ですので、一般的にはとてもオイリーな肌の人にはおすすめされていません。
使用前は必ずパッチテストをして、少量から使い始めるのがおすすめです。肌に合わない場合はすぐに使用をやめて、必要であれば医師に相談して下さい。
ココナッツオイルはメイク落としとしてだけでなく、ヘアオイルやボディオイルとしても使うことができます。もし、キッチンの奥底で眠っているココナッツオイルがある方は、試してみてはいかがでしょうか?
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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