ドイツ「黒い森」の大自然が育んだビューティブランド「ヴェリマ」の美容哲学

提供:ヴェリマ

ドイツ「黒い森」の大自然が育んだビューティブランド「ヴェリマ」の美容哲学

横山正美
横山正美
2021-08-02

美しくなることは、地球に優しいことーこれからの時代に必要なのはそんなポリシーだ。日々目まぐるしく変化する環境や世界情勢の中で、ビューティーに対するこれまでの価値観が大きく揺さぶられている現在。独自の美を創造することにいち早く乗り出した先駆者たちに聞く、ビューティービジネスと環境への取り組みとは。

世界各国の様々な産業やトレンド、そして消費者動向分析等を実施し、17,000以上の市場調査レポートを発行する「ユーロモニター」によると、サイエンス・効果・安全性・結果の全てにおいて高い信頼を獲得するドイツ生まれのスキンケア製品の市場が、ここ数年毎年拡大しているという。そんな中、世界中の美容上級者から熱い視線を集めているのが、ドイツ生まれのブランド「ヴェリマ」だ。ドイツ南西部・シュヴァルツヴァルト(黒い森)の豊かな大自然を背景に、安全で正確かつ科学的なアプローチで健やかな肌へと導くとして、世界中にコアなファンを持つヴェリマ。そこで今回はヴェリマのブランド哲学と自然との共存について、Managing Directorの川上千惠美さんにお話を伺った。

「真実」という言葉に由来するブランド名

ーーヴェリマはオーガニック先進国・ドイツ生まれのブランドとして、世界中で注目を集めているブランドです。クリーンビューティーブランドの中でも、ユニークなポジションにあるブランドでもあると思いますが、ブランドの歴史と設立当初からの哲学を教えてください。

「ヴェリマ」は、1992年にドイツ在住の美容家ラウ女史によって創設されました。彼女は常に「なぜ有効成分である植物の配合が化粧品には少ないのだろう」と疑問に思っていました。そこで、ラテン語の『真実』から由来するブランド「ヴェリマ」の名を冠し、本当に肌に良いものを追求すべく自らブランドを立ち上げたのです。

ヴェリマ
ヴェリマ創設者のラウ女史

ヴェリマの本社は「黒い森(シュヴァルツヴァルト)」でお馴染みのバーデンにあります。ここは温泉地としても有名であり「自然界に存在する原料で人を治癒する」という考えが浸透している場所でもあります。

ヴェリマ
(右)緑豊かなバーデンの風景とブドウ畑(左)

この土地で、「人と環境に優しいドイツの伝承植物をベースに、肌の悩みを持つ方々をサポートしたい」という想いを持ってスタートしたヴェリマは、植物の効果を引き出す採取・抽出方法、そしてハーブ成分の配合濃度の調整に特に重点を置いており、一つの製品が出来上がるまで平均3年ほどの研究開発時間をかけてじっくり取り組みます。また、ミネラル原料(シリカや炭酸カルシウムなど)を製品に積極的に使用するのも、自然界の原料で人の肌を健やかにしたいという「ヴェリマ」ならではの特徴です。同時に、3つの真実—『NATURE(自然)、BEAUTY(美しさ)、REGARDS(配慮)』をコンセプトに、植物と人とがより良い姿で共生できる社会の創造に貢献したい、という想いを強く持っています。

ーー化粧品と環境という視点からブランド独自でどのような取り組みをしていますか?

まず、有機植物などはその年により生産量も異なりますから、製品製造過程において、小ロット生産で資源の無駄遣いをしないという取り組みをしています。

もちろん、一度に多く生産すればコストも安くなりますが、一方で製品の廃棄も増え植物を無駄が増えてしまいます。日本においても、必要な分のみ輸入し販売をしているため、(期限が切れたなどの)廃棄はほとんどありません。これは生産国と販売国がいつも心がけていることです。

ーーヴェリマ独自の成分的な取り組みはありますか?

1つ目に、環境負荷を考えた原料の採用です。海洋汚染を防ぐため、生分解性の高いホホバ由来のピーリング剤をピーリングなどの製品に使用しています。このビーズは一定の温度以上になると溶けるため、海へのゴミを減らすことが期待できます。

ヴェリマ
生分解性の高い成分を使用したピーリングと海洋汚染対策を施したUVケア

次に紫外線散乱剤の採用です。2018年にハワイ州で、サンゴ礁への有害性が指摘される紫外線吸収剤等の物質を含む日焼け止めの販売を禁ずる法案が成立しました。これをうけヴェリマでは、UVに紫外線吸収剤を使用せずノンナノの紫外線反射剤を採用しています。

ヴェリマ
ボランティアの肌を使って製品のテストを兼ねたトリートメントの様子。

そしてトリートメントによる製品の安全・有効性確認です。ヴェリマは肌への有効性、安全性に重きを置いており、かつ動物実験は実施していないので、ボランティアの方への【トリートメント】を通じて安全性・有効性を確認しています。

ーーその他ヴェリマらしいユニークな取り組みはありますか?

製品ボトルに黒い影などの焼き色が少し残っていても、返品をせずできる限り製品に使用しています。もし製品が返却廃棄となると、廃棄物が増えることにより焼却時のエネルギーも考慮しなければなりません。もしお客様からボトルについてお問い合わせが来た場合は、この考えをお伝えしご説明しています。

ヴェリマ
多少の傷や焼き色もかえって“味”を醸し出すボトル

また、ヴェリマは敏感肌向けラインや、頭皮の悩みを改善するスカルプケアなど高い治癒効果を求められる製品には、積極的に肌を治癒するミネラル原料を使用し、ミネラル研究に従事していた著名な医師・シュスラー博士のチームと共同開発を行っています。ミネラルは植物と同じく、自然界の有用な恵みです。この自然界の恵みの偉大さを肌から体感してもらうことーそれは一つの環境への貢献だというのがヴェリマの考えです。

ヴェリマ
シュスラー博士のチームとともにミネラルを徹底的に研究。

そして、原料や材料の運搬時のエネルギー排出等環境負荷を考慮し、製品に配合する原料はできる限りドイツ国内もしくは近い地域のものを、そして容器の大半をドイツ製で賄います。原料を探すときはできるだけ産地が近いところから高品質なものを選ぶ、というのがヴェリマの姿勢であり、小ロット生産のブランドだからこそ実現可能なことと考えています。

自らブランドを創業する以前は、普通の化粧品会社で化粧品開発の仕事をしていたラウ女史。その中で、次第に化学原料を使用した製品の安全性に疑問を持つようになった彼女が特にこだわったのが、「人と環境にやさしいドイツの伝統植物療法」と、植物の抽出の仕方と人の肌にどのように影響を与えるか、という視点だ。黒い森、温泉、そしてワイン製造など、ドイツ南西部の大自然の中で育まれたラウ女史率いるヴェリマの美容哲学。そして、じっくりと4年の歳月をかけ、ハーブの特性を生かして、特別なレシピを完成させたラウ女史の研ぎ澄まされた感性は、これからますます世界中の人の肌に健やかで美しい輝きをもたらすことだろう。

ヴェリマから、オールジェンダーオススメアイテム。

ヴェリマ
右から)フェイスオイル 30ml ¥6,600(税込)ローズローション スプレー 100mL ¥4,400(税込)/ともにヴェリマ  問い合わせ先:086-270-7570(http://www.verima.com)

「髭剃り前にフェイスオイルを薄く塗ってからシェービングフォームをつけると、オイルが肌を守り肌荒れになりにくいと男性に好評です。サンダルウッドの甘すぎない香りも、オールジェンダー向け。ローズローションは、べとつかずしっかりと肌の内側に浸透して、吹き出物をメリッサ(ハーブ)がケアします。ローズのみでなく、メリッサの香りであらゆる方に使いやすい化粧水です」

ベタつきや皮膜感もなく、素早く肌に浸透し、ふっくらとなめらかに整えるフェイスオイルは、皮脂バランスを整えるオールスキン対応。さっぱりしたローズローションで、ヨガ等のスポーツの後、顔だけでなく全身に使ってリフレッシュを。

ヴェリマ
クレンジングミルク 150ml ¥4,400(税込) モイスチャーエッセンス30ml ¥12,540(税込)/ともにヴェリマ 問い合わせ先:086-270-7570(http://www.verima.com)

「角質ケアしながら潤いを保ち、メイクも汚れもこれ1本でクレンジングできるクレンジングミルク。そしてアロエなどハーブをブレンドした集中美容液“モイスチャーエッセンス”は皮脂バランスの崩れたときや、肌の元気がないときにも即効性があると評判です」。この2品の併用で、毎日健康的で美しい肌を目指して。

AUTHOR

横山正美

横山正美

ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」やデジタルメディア「VOGUE CHANGE」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。

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