【ちょこちょこ食べさんは要注意】最近虫歯が増えたと感じる人が増加!?お家時間と虫歯の関係
外食の機会が減り、リモートワークが増え、好きな時間に好きなものを食べる機会が増えた方も多いのではないでしょうか。時間ができたのでこのタイミングで歯科通いを始めたという声も良く耳にします。今回は口に入れるものと虫歯の関係についてをマクロビオティック歴15年で腸セラピストの ≪素果子|sugashi≫ 店主、半田葉子さんが解説します。
口腔トラブル、思い当たる節はありませんか。
◆虫歯
虫歯は世界で最も多い病気の一つであるとも言われ、2019年医学雑誌Lancetでは世界人口の34%の人に未治療のう蝕(虫歯)があることが強調されています。日本でも成人・高齢者において未治療のう蝕(虫歯)がある人は3割を超えていると言われています。
◆歯周病
歯肉(歯茎)に炎症が起こる病気を歯肉炎、炎症や組織破壊が生じる歯周炎(歯槽膿漏)が代表的な歯周病であり、歯を失う最もな病気ともいわれています。特に歯槽膿漏はブラッシングや固いものを噛んだときに出血したり、口臭が発生したり、症状が進むと歯のぐらつきや、治療が遅れると自然に歯が抜けてしまうなどの症状もみられます。
歯周病は別名≪サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)≫とも言われ、痛みがなく症状が進行する恐れがあり、最近の研究から心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患を招く要因になるとも考えられています。
◆口臭
鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もありますが、病的口臭の90%以上は口の中に原因があり、歯周病、むし歯(う蝕)、歯垢(歯の周りにつく細菌の固まり)、歯石、舌苔(舌の表面に付くコケ状の細菌の固まり」、唾液の減少、義歯(入れ歯)の清掃不良などが挙げられ、ストレスとも大きく関係しています。
公益社団法人 日本口腔外科学会HPより
◆口内炎
口の中や舌の粘膜に起きる炎症の総称、症候の一つで、細菌感染・ウィルス感染が多く挙げられ、偏食による鉄分やビタミンの不足、ストレスや睡眠不足とも大きく関係しています。
AUTHOR
半田葉子
バウエル腸セラピスト/vegan菓子 [ 素果子|sugashi ] 店主 幼い頃から環境問題に興味を持つ。20代に心身のバランスを崩したことをきっかけに「からだに入れる選択」「免疫力」「心と身体のバランス」「出す力」の大切さに気づき、自然生活に活かせる食や腸を学びはじめる。会社員、自身のカフェでの菜食調理、地方veganカフェの立ち上げやメニュー提供、海外のオーガニック事情調査、腸講師などを経て、「からだ想いのお菓子を」とオンラインストア [ 素果子|sugashi ] を始動。お菓子作りを続ける傍ら、 長年のマクロビオティック生活と自身の経験や知識を活かし、個人の体質改善カウンセリング・腸マッサージの施術を行っている。InstagramID:kurashinotane_
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