withコロナ時代の良い先生&自分に合うレッスンの探し方〜ヨガとの付き合い方編〜

 withコロナ時代の良い先生&自分に合うレッスンの探し方〜ヨガとの付き合い方編〜
illustration by Nanayo Suzuki

コロナ流行前と様変わりしたヨガとの関わり方について、 読者が感じている疑問や不安をヨガインストラクター&ヨガスタジオにぶつけてみまし た。さまざまな答えを参考に、今の状況下でも自分のペースでヨガを深めていける「ヨガ的ニューノーマル」を見つけて!

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withコロナ時代の“新しいヨガ”との付き合い方とは?

未だコロナが収束しないなか、これからのヨガとの向き合い方&付き合い方について、先生方にアドバイスをいただきました!

「自分の心地いいことに敏感になって」
どんな環境でも状況でも自分の内側をよく 見つめ、自他共にバランスをとり、気持ちよ く生活する。こうしたヨガの教えを元に、今 のコロナ禍から新たな日常への変換を見つめていくとよいと思います。(TOKYOYOGA Morimi先生)

「ヨガの枠にとらわれず行動を!」
「ヨガ」という言葉にこだわらず、自分の心 がワクワクすることをどんどんやってみてほしいです。もしかしたらそれはアーサナというヨガかもしれないし、哲学というヨガかもしれない……。良くも悪くも環境の変わった今だからこそ、「自分のヨガ」と向き合うチャンスだと思います。(梅澤友里香先生)

「継続が力になる時!」
コロナ前からヨガをされていた方は、ぜひ継続されることをおすすめします。今までに通われていたスタジオへ行かれるのもよいですし、オンラインレッスンは遠隔からの参加が可能ですのでお好きなレッスンを楽しみながら受けることができます。キーワードは「継続」です!(ヨガスタジオ シュミッツの森 シュミッツ千栄子先生)

「自分の心と体の声に従おう」
情報を鵜呑みにせず、自分の体の声を聞 いて、自分にとって何が快適な方向へ向かうのか、ご自身で判断してみてください。(鈴木伸枝先生)

「あえて“いつもとは逆”にトライしてみる」
まずは今の心と体の状態をしっかりと把握して、あえてその質と逆の質を積極的に取り入れるようにして バランスをとってみてはいかがでしょうか。たとえば、 在宅の仕事で体をほとんど使わないような生活をしている方でしたら、アクティブなヨガを選んでみる、心がざわざわと忙しなく動いている自分に気づいたら、じっくり自分自身と向き合えるクラスを選んでみる、など……。生活様式が新しくなったこの機会だからこそ、新しいヨガを日常に取り入れるのもおすすめです。(山下 恵先生)

「今こそヨガの恩恵を感じられる時」
“ヨガ=マットの上でしっかり練習をする”と構えずに、 5~10分の短い時間でもよいので、マットの上で練 習をする時間や、座って呼吸をする、瞑想をする時間を生活の一部にしてみては。こんな状況下だからこそ、いかにヨガが自分のメンタルを安定させてくれるかを再確認できるはずです。(ブライトンスタジオ代官山 Maiko Kurata先生)

「変化の良い面に目を向けて」
オンラインを便利と感じることもあったり、対面でみん なでレッスンし、空気感や体温を感じることも、どちらも良いことだと思います。こうでなければならないという 今までの自分のルールから少しずれてみてもよいかもしれませんね。自分に合ったヨガと向かい合うためにも、変化を楽しく受け入れてみてはいかがでしょうか?(アールユーシーヨガアカデミー ジュンコ先生)

「自分の内なる声を聞いて」
もしも外出することやスタジオでのヨガに不安があれば、その無意識の緊張やこわばりに逆らわず、オンラインのクラスを選択する。また「スタジオでのヨガを受けたい」と感じれば、まわりの言葉に振り回されず、その声を尊重するとよいと思います。ヨガはマインドを自由にしてくれるものです。その始まりが縛られていては、ヨガを深めることはできません。どうか、自分の内なる声に耳を傾けてみてください。(クシャナヨガスクール 長島千比呂先生)

「変化を楽しむ余裕を持とう!」
大変なことも多いですが、コロナがなければ 思いつかなかったことが実行できたり、変化への対応力が身に付いたはず。今だからこそできること、たとえば国内外の先生のレッスンを積極的に受けるなど、今の状況を受け入れて楽しむとよいのではないでしょうか。(JYIA日本ヨガインストラクター協会 松下里佳先生)

「苦手なものにあえてチャレンジ!」
これまで“ヨガは対面でするもの”というのが 常識でしたが、コロナによりオンラインヨガのクオリティが飛躍的に上がりました。オンラインヨガに苦手意識を持つ方も、思い切って参加してみることで、新たな気づきがあるかもしれません。(OREO YOGA ACADEMY 福田 舞先生)

「今、自分が持っているものを知ることから」
今の自分に足りないものを加えるのではなく、自分から不必要なことを引いていくことで自分に必要なことを見つけられます。私たちは生まれてきたときには完璧な存在でした。その本来の純粋さを取り戻すことが、ヨガと向き合うのに必要な条件だと思います。(ヨガ&ピラティス スタジオテラス TAKA先生)

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illustration by Nanayo Suzuki
text by ヨガジャーナル日本版編集部

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