疲労回復ならこれが一番!梅醤番茶レシピ|せきねめぐみの、肩の力を抜くごはん
疲労回復の味方!梅醤番茶の作り方
まず、新鮮な生姜を皮ごとすりおろします。野菜は全体的にそうですが皮に栄養成分が凝縮されているため、調理は皮ごとがベスト。そのためできるだけ無農薬栽培で安全なものを選ぶようにしてください。すり生姜を入れたカップにまん丸の立派な梅干しをひとつ、潰して入れます。酸っぱめの味が好きな方は大きな粒のものを、酸味は抑えたい方は小梅でもOKです。しっかり潰して入れたら、お醤油をふた回し程度、お好みで回し入れます。お醤油はあとから足しても大丈夫なので、ここではひとまず適量を入れていきます。
次に熱々に沸かした香ばしい三年番茶をカップに注ぎ入れ、材料と一緒にゆっくり丁寧にかき混ぜます。これでできあがり。疲労度によっても「美味しい」と感じる度合いが変わってきますので、梅干しやお醤油の量は味を見ながら調整してみてくださいね。そのうちきっとお気に入りの配分が見つかるはずです。
おすすめは疲れを感じた日はできるだけ夕食を軽くしたり早く寝たりするように心がけることですが、眠る前にこの梅醤番茶を飲んであげること。次の朝、疲れや頭痛がすっきり取れていてびっくりします。体調が傾いた時、すぐに薬に頼らなくても、ちょっとした疲れや不調は梅の力を借りることで自分で治せるのです。私たちが持つこの自己治癒力を高めてくれる力が、梅干しなどの天然の食材にはちゃんと備わっています。
作るのがひと手間だと言う方向けには「梅醤番茶」というビン詰めの商品も売っていますよ。こちらのタイプは番茶を注ぐだけでOKなので、オフィスや出張先でも手軽さに飲めて嬉しい。また梅をじっくり煮詰めた「梅肉エキス」もオススメ。こちらは少量舐めるだけで次の日には疲労回復できますので、ぜひ日常のお供にして、体調づくりに役立ててみてださいね。
AUTHOR
関根愛
俳優を始めた十数年前よりアトピーなどさまざまな心身の不調を感じてきたことで、薬に頼るのをやめて自分の体の声を聴きながら養生していくために自然食を始める。「じぶんらしく生きるための食養生」をテーマにInstagramやnote、Youtubeで日々発信をつづける。マクロビオティックマイスター。映画制作者、ライター、翻訳者としても活動。座右の銘は「山動く」。
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